平成26年7月12日
奥多摩 多摩川水系峰谷川 坊主谷


今回は、奥多摩の坊主谷にやってきた、久しぶりの沢登り。
メンバーは勝蔵、ギル、まこっちゃんとお客のピーター君、沢登りやってみたいという、デンマーク人だ。

青梅街道を奥多摩湖の峰谷橋から三沢集落方面に行き、茂窪谷出合の橋を左折し左岸の林道を登っていき、最初に掛かる橋の脇に車を留めて、入渓。
アプローチは超簡単である。
台風の直後なので増水はある程度覚悟していたが、まぁそんな危ない感ではなかった。

今回の坊主谷は、以前ギルとまこっちゃんは来た事があり、オイラは初めて、ピターは沢登りが始めてだ。
前回と比べると水量は結構大目なので、楽しくシャワークライミングが出来るのだ。

ギルが登って、ビレーし皆でトップロープで楽しむ。
ずぶ濡れになりながらも、頑張って登るピーター
続いてまこっちゃん、勝蔵と登る、今日はそんなに気温が上がらない日だったのでオイラは終始合羽を着用、他の3人は長袖Tシャツで頑張っていた。



簡単なところは、ノービレーで登ってもらう、この位なら落ちても怪我はしないだろうし、適度な緊張感を楽しんでもらえただろうか。

しかし、中盤で大雨の影響なのだろう、倒木群が激しくルートを塞ぎ、もう数年は遡行対象から外れることになるんでしょうなぁ。

積極的に水際を攻める
中ノ沢が入ってきて、二つほど釜のある滝を越えるとチョット退屈な渓相になる、そんでもって倒木群が道を塞ぐのでここら辺は面白くなかった。

取水口近くの滝だったか、残置ハーケンは見当たらないので、新しく打ってランナーを取り登ろうと準備をしていると、一匹のネズミがするすると左岸を降りてきて、水に落ちたと思いきやなんと魚を咥えて登って行くではないか!
何度か沢で泳ぐネズミは見たことがあるが、まさか狩りをしていたとは驚きだった、魚が暴れたので結局逃げられてしまったネズミ君だが、中々いいものが見れた。

この沢は最後まで水が消えない。
右俣に入りぐんぐんと高度を上げていくとこの沢の始まりに出る。

この樋がある水場が、坊主谷の始まりの地点。
この後、避難小屋まで移動し飯食って終了、お疲れ様でした。
中々面白い沢だったが、激しい倒木のため、数年は遡行対象から外れることになるでしょう、たぶん。