平成24年8月2日

  


三日目

オーレン小屋を後にし、箕冠山を越えて根石岳、ここでも東邦のヘリが飛んでいた。
やっぱ昨日までとは全然山容が違う、違う山に来ているようだ(まぁ違う山なんだけど!)
こんなにも南八と北八では違うもんかと感心しながら歩いていく。

目指す天狗岳、右が東天狗岳、左が西天狗岳   


北八ヶ岳随一といわれる眺望を持つ東天狗岳、確かに中々の絶景かな。
東天狗岳から西天狗岳までは往復40分、しかしながら此処とあまり変化無いような気がして往復する気にはならなかったので今回は西天狗岳はスルー、そのまま中山峠を目指す。
天狗岳を下ったゴーロで休憩、やはり南八とは景色が違う、中山峠を過ぎて中山まで暫し往復、中山の頂上は眺望が効かないので手前の広場で休憩、今回は雨にも降られず非常についている、コレも日頃の行いなんでしょうな、オイラのさ。





さて、中山を下ってニュウの分岐まで来ると にゅう の表記が何でこんなにも雑なんだろう、そもそもにゅうって山とか峰とか岳とか頭でもいいんだけど何もなく、唯々にゅう、もしくは、ニュウの表記なんでだろう?不思議だな?

そんで此処がニュウ!        


特に標識は無かったが、踏み後や雰囲気からコイツがニュウだろうと思って登ってみた、白駒池が見える、やっぱ此処がニュウなんだな、ニュウってのは岩塔です、景色を堪能し、昼飯を食べコーヒーなんぞ飲んでると他の登山客も来て此処ニュウからの眺めがどうのと言っていたのでやはり此処はニュウであっていたようだ。
下りて、稲子湯方面に歩いていくと、こんな道標が、ナルホド、にゅう=乳なんだね、でも何で乳岳でもなきゃ乳山、乳峰とか乳ノ頭とかじゃないのだろうか?
謎は謎のままである。

シャクナゲ尾根を下っていくと段々暑くなってきた、何度か林道を横切りながら、稲子湯を目指す。
稲子湯に到着、なんか見覚えがある玄関を入ると映画、岳のポスターが、何で今頃と思ったら岳の山小屋シーンのロケ地なんだってねぇ、どうりで見覚えがある訳だ。
ここで一風呂浴びて汗を流して今回の八ヶ岳縦走はお終い、お疲れ様でした、天気にも恵まれたし、収穫も多い山行だった、八ヶ岳も素晴らしい山々だね。



  

今回のGPS軌跡は緑

  

一日目
二日目
三日目
甲斐小泉駅出発 10:14 青年小屋出発 06:00 オーレン小屋出発 05:10
小泉登山口 11:04 権現岳 07:08 根石岳 06:15
観音平 12:00 赤岳 10:10 東天狗岳 06:42
雲海展望台 13:00 横岳 12:13 中山峠 07:35
押手川 14:30 硫黄岳 13:14 中山 08:35
編笠山頂上 15:00 夏沢峠 13:50 ニュウ(乳) 09:10
青年小屋着 15:30 オーレン小屋着 14:15 稲子湯 11:51