平成24年1月6日、7日  一泊二日

八ヶ岳 赤岳(2,899.2m)         単独行

今年の山初めとして、去年2月に来た八ヶ岳にやってきた、今回は前回断念した赤岳に登ろうって事で、赤岳鉱泉までは全く同じルート、翌日可能ならば文三郎尾根から赤岳登頂後、横岳、硫黄岳を経て赤岳鉱泉に下りテント撤収後下山って計画、天気が悪けりゃその時に考えるって感じで出発、八ヶ岳山荘に車を停めて二日分の駐車料金1,000円払う。
1時間程で赤岳山荘、美濃戸山荘通過、今年も北沢コースを登る、登るって言っても林道だけどね、堰堤広場までは林道歩きなので雪が着いてても面白くは無い。
おぉ!八が見えてきた、見えてきたって事はもうすぐ今日のテント泊地赤岳鉱泉も近いって事だよ。
赤岳鉱泉に着く、平日の為かテントは少ない、受付後テントを設営、さて昼飯にと思ったんだが、受付時にカレーライスや特製ラーメン800円の文字が。。。折角なので特製ビーフカレーライスを注文、食堂で待つこと暫し。
おぉ、美味そうなカレーが出て来た、当然ながらちゃんと生の米から焚いて作ったカレーライスは美味しいのである、ボリュームもあってコリャ頼んでよかったぜい!
昼飯も食い終わったし、後はやることナッシング、アイスクライミングをしてみたいとも思わないし、とりあえず酒でもチビチビ呑んでみる、此処赤岳鉱泉はdocomoの携帯はかろうじて圏内、時に圏外と天候?なのか、入ったり入らなかったりする。
独りの山も、複数で登る山もどちらも好きだが、泊まりとなると独りは暇なんだよなぁ、夏山なんかだと景色見ながら外をブラブラして写真撮ったりして時間を潰せるんだが、冬山だと寒いからテントの中に居ることが多いから、そうすっと話し相手が欲しいやね、まぁ本でも持ってくりゃ良いんだろうけどさ。
15:00の段階でテント内−4度、少々風が入るようなので雪で周りを囲ってみるとそれほど風の影響を受けなくなった為か0度まで回復、その後時間と共にテント内の温度が下がり始めたのでシュラフを下半身に巻きつける。
冬山のテント泊単独行は暇だと言ったが、利点もある、オイラが持っているテントは一人〜二人用のアタックテントなので二人でテントの中で調理するのは狭いので今まではなるべく外で調理していたのだが、一人だとテント内で余裕で調理出来る、当然火を使うのでテント内が暖まり寒くない、晩飯はレガーの岳食シリーズのカレーうどん、コイツがまた美味い!レガーの岳食シリーズに外れ無し!
メシ食い終わったら、バーボン呑みながらゴロゴロ、上空はガスっちゃったけど明日は大丈夫だろうか?
外気温−20度、20:00就寝
4:37起床
テント内バリバリに凍ってます、テント内−10度、トイレに行った帰りに小屋に寄り水を貰おうと蛇口を捻るが凍ってて水が出てこない、ありゃりゃ?
まだ小屋の人もいないようなので、前夜に作っておいたぬるま湯で飯を作る、6時位には小屋の人もいるだろうから何とかなるでしょう、多分、朝飯はドライカレー!
なんかカレーばっか食ってるな、まぁでもカレーに間違い無し、インスタントやジフィーズなんかは味が濃いほうが食えるんだよね。
6:00に小屋に行くがまだ凍ってるので、小屋の台所に行って水を分けて貰う、テントに戻ってお茶を入れたり、ぬるま湯をポットに入れたりして出発準備、もう明るいので6:40に出発する。
若干の登り、林の中を抜けて中山展望台分岐を過ぎて下っていくと行者小屋に到着、行者小屋から10分程で文三郎尾根に出る、アイゼンを装着し登っていく、高度を上げるにつれ風が強くなってきたのでバラクラバも装着、結構な登りだな、ガスってて視界は悪い、阿弥陀岳と赤岳の分岐を過ぎ、岩場を登っていく、もうすぐだ
もうすぐ山頂だが結構キツイねぇ。。。
ハイ赤岳山頂到着、頂上に居た人に写真を撮ってもらう、彼は風速計も持っているらしく、「現在−18度風速20メートルです」と教えてくれた、「なので体感温度は−32度!うひょー」っとやたらテンションの高い人だったな。
風が強くガスってて眺望はきかないのだが、一瞬だけガスが晴れて南アルプスの山々が観えた、一瞬だけだけどね。
さてどうすっか?硫黄岳まで縦走するか?時間的には全く問題ない、問題はガスってて眺望がきかない事&風が強いこと。
赤岳展望荘まで歩いてく途中で猛烈な横風、展望荘の影でエナジー補給し出発するが、風は一向に収まる気配無し、今日は硫黄岳までは行かずに地蔵尾根を下ることにしました、地蔵尾根を下ってすぐにトレースを見失う、アレレコッチじゃないな引き返そうかと思っていると人が降りてきた「コッチじゃ無いと思いますよ」と言うと、「いやぁソコを行ったとこじゃないですか?」と言うので少し下ってみるがやはり違う気がしたので違うと思うと言い、ガスが少し薄れた拍子にアッチに手すりらしきものが見えたので、「やっぱ間違ってる登り返しましょう」って事で二人とも登り返し、正規のルートに出てからお互いに謝る、事の発端はオイラがトレースを間違えた人のトレースを降りていってしまった事、次はオイラの後を降りてきてしまった人がまだ先にトレースがあると思ってしまったこと、まぁナンにせよ怪しいと思ったら引き返すのが一番だ、大事に至らずに良かった良かった。
少し下りると、樹林帯、樹林帯に出ると風も無く穏やかだ。
ふと後ろを見上げるとさっきまで灰色だった空には青空もチラホラ一瞬下りなければ良かったかとも思ったが、山の天気は女心なんだろ、じゃぁ分からねぇーや、地面に脚つけてりゃ一年中晴れって訳にも行かないんだよ、と自分に言い聞かせながら赤岳鉱泉に向かう、赤岳鉱泉でテント撤収前に飯を作ったがバリバリに凍った箇所は食後も凍ったままだった。
さて出発、後は、美濃戸口まで下りるだけ。
3連休初日の土曜日は、テントだらけ、登山者だらけ、美濃戸まで下りる際にも道を譲り捲くらなければならなかった、スゲー人出だね。
独りで泊まりの冬山ってのは初めてだったが、良い経験が出来た、今度は何処に行こうかな?

一日目 1月6日 二日目 1月7日
八ヶ岳山荘出発 09:00 赤岳鉱泉出発 06:40
美濃戸山荘 10:00 行者小屋 07:15
堰堤広場 11:00 阿弥陀岳分岐 08:48
赤岳鉱泉到着 12:10 赤岳頂上 09:17
地蔵尾根分岐 09:50
行者小屋 10:50
赤岳鉱泉到着 11:10
赤岳鉱泉出発 12:25
堰堤広場 13:00
美濃戸山荘 13:30
八ヶ岳山荘到着 14:10

今回は青の軌跡です。