平成23年12月25日
丹沢 檜洞丸                (日帰り)


今年最後の登り収めである、次の土日は大晦日と元日なので故郷石岡に帰らなければならない、クリスマスだが、愛犬の誕生日ほどの価値も無い12月25日、浮かれた人で溢れた街には居られないオイラは丹沢の日陰沢にやってきた。
以前、彦右門谷を登った時以来だね、日陰沢橋。

日陰沢橋の近くに車を停め、7:00出発、目指すはこのところ近所までは登ってるものの2回ともスルーしている檜洞丸だ、日陰沢橋からゲートを越えて林道を広河原に向かう、気温は低く寒い、孫右エ門谷F1を右に見て更に進み広河原から左に源蔵新道に入っていく。

此処が源蔵新道入り口だ、川を渡って対岸を登っていく。

登り始めて15分か20分位だろうか?
グルルルルル!グルルルルルルル!
と何やら威嚇するような重低音が耳についた、うわぁこれって熊だ、熊に威嚇されてるよぉ!!!
今日は得物はストックのみ、ナイフもピッケルも持ってない、咄嗟にダブルストックをカンカン叩きながら「おぉ熊!コッチ来んじゃねぇ!うぉー熊!コノヤロウ!」と何ともマヌケな威嚇をコッチもしてみるとズサツ!ザザザザァーと尾根の向こうを下っていった、いやぁ危機一髪だったよ、怖い怖い。
気を取り直し熊鈴を手に取り必要以上に鳴らしながら登っていく、向こうも怖いんだろうが、コッチのほうがよっぽど怖いよ。
源蔵尾根は破線表記だが歩くには歩き難いって事は無い尾根でした、但し熊注意!!

で、登山道に飛び出したのが、金山乗越を過ぎた辺り。
此処からはもっと歩きやすい登山道だ、風が強く寒い、40分も歩くと檜洞丸に到着。
人が居ない、まぁね、まだ10時だしね、腹が減ったので昼飯にする、富士山は上半分が雲で隠れて見えない、ワンカップ呑んで、カップラーメン&おにぎりの昼食。
食後はコーヒー。



さて寒いし、メシ食ったら出発なのだ。
大笄、小笄と越えて犬越路から神ノ川に下りるルートを取る、雲さえなけりゃ綺麗に富士山が見える稜線を空っ風に吹かれながら歩く。



途中途中にあるブナや背丈ほどの熊笹に覆われた稜線を歩いていくと見えてきました犬越路の避難小屋。
犬越路からは右に折れて下っていく、途中崩落地も多く、チョット歩き難い場所もあるが、さすが東海自然歩道、歩きやすいです。



犬越路からは50分程で、日陰沢橋に着く、今年の登り収め、今年は色々と3.11だけじゃなく災害が多い一年だったが、来年は笑って過ごせる一年だと良いね、そう願いたいよ。
日陰沢橋出発 06:56
源蔵新道入り口 07:50
登山道合流 09:20
檜洞丸到着 10:03
檜洞丸出発 10:36
小笄通過 11:35
犬越路 12:19
日陰沢橋到着 13:11