二日目、3月27日 西黒沢滑降

翌朝!
二日酔いの師範を無理やり(中々起きなかった)起こし、飯食って谷川岳の芝倉沢やマチガ沢でも滑降しようと、谷川岳ロープウェイに乗る事に。
 この日の朝食は、ガーリックリゾット、中々旨かった。
 酒が抜けてない、師範、ちょっぴり辛そうだが、まぁ頑張ってもらうしかしょうがない。
 
 ロープウェイを降りて、スキー場を後にする、後にするが、雪がすごく重い、前日より気温が急激に上がり、雪が解け始めているのだ、こりゃ、雪崩が心配だ、やばいなぁ。。。
 やばそうなので、取りあえずトマの耳の大斜面を滑ってマチガ沢を滑降しようか?と言うことにまとまりかけてるときにも、まるで電車が通り過ぎるような雪崩の音が、あちこちで響いている。
 さてどうしたもんか?雪の状態と師範の酒抜けとの兼ね合いで、トマまでは行かず、西黒沢を滑降することに変更。
 ひとまず、休憩。
ゴロっと横になると、冷たくて気持ち良いが、雪はドンドン湿り気を増していく、深雪の重い雪で果たしてスキーが曲がるのか?
 滑り出して、曲がれたのは最初の数回、ジャンピングターンで決めようにも、とにかく雪が重い、重い雪なのに膝まで没する、無理やり曲がろうと果敢にチャレンジするが。。。

クラッシュ!


 全然スキー板が見えないので、平行に移動する様はドムのようだ。
黒い二連星になって、滑降していく、此処西黒沢は、今流行のお手軽オフピステ(ゲレンデ関係者の頭の痛い問題)としてかなり良いんではないでしょうか?ボーダーも何組か入っていて、さすがにボードだけあって、沈まず滑ってましたね。
 でも、やはり、此処はオフピステ、雪崩の跡に雪が積もっていたり、プチ雪崩に師範が巻き込まれたりと、油断できない場所もある、やる場合はすべて自己責任って奴ね。
 終点まで良くと、田尻沢出合、此処からはゲレンデを滑って、本日終了。。。


土合駅はこんな感じの積雪でした。

帰る途中で、巨大キティー&巨大プーさん発見!
さぁ、明るいうちに帰ぁーえぇーろっと。
 関越を降りたところで、面白い看板を発見!
色々な仕事があるもんだね。
 今回は、山頂(ピーク)はどこも踏んではいないが、それはそれで面白かった珍道中でした。