平成16年12月19日 忘年会山行二日目


さて翌朝、起きるとすでにケンが水汲みアンド食事の準備をしてくれていた、昨日の食い残しのキムチチゲに米と残り物のうどんをぶち込んで雑炊を作り朝食とする、中々美味い、しかし少々作りすぎた感が否めないがケンが頑張って完食する、小屋を出てみると、ちょうど日の出の時間だった。

振り返ると朝焼けの富士山

雲取奥多摩小屋の朝

さて、今日も元気に出発だぁ!
デューク更家バリのウォーキングで歩く師範。
そんな師範の謎の動きをオイラの影法師が身柄を拘束する。

これが、身柄を確保された師範と片手で師範の足を鷲掴みにしている影法師の決定的瞬間!

七つ石山に到着、今日の予定は七つ石山、鷹巣山、六つ石山を経て奥多摩駅着の石尾根縦走の予定。

七つ石山からは、冠雪した南アルプスと八ヶ岳が見えた。

鷹巣山避難小屋前にある秩父多摩国立公園 石尾根周辺概略図だ、おぉう結構、山超え谷超えだなぁ。

でここが鷹巣山山頂、途中六つ石山への巻き道の表示があったが、やはり一応登っておこうって事で鷹巣山にやってきた、ここで小休止後出発。

途中で、こんな標識を発見!
倉戸山、水根、熱海行き
あっ熱海?よーく地図を見ると奥多摩湖の湖畔に熱海と言う地名あり、まぁそりゃそうだ。

ふっと前方を見ると、師範が木の上で何処かを見ている、おそらく此処の山の神様と交信していたに違いない。
師範の交信後先を急ぐ、六つ石山頂をかすめ、三ノ木戸山を過ぎた急降下の後分岐点で右か左か地図を眺めていると、後ろか来た外国の方(氏名不明の為、以後メスナーと呼称する)がレフト50ミニッツ、ライト1ナワァーってオイラ達に紙を見せながら説明するので、メスナーの言う通り左に進むことにした。

しかし、メスナーの言う通り50分経っても全然駅に着かないぞ、足の長さが違うからスピードが遅いのか、そうこう歩いてるうちにやっと舗装道路にでた、やったもうすぐ駅だ、駅に着いたらビール飲もうっと。
しかし、駅は遠い、駅はこっちの看板はあるのだが一向に駅は見えてこない。

と思いながら歩いていると神社発見!
オイラは師範と違って神様と交信が出来ないので、神社で山行の無事終了を祈願する、賽銭はあげないけどね。

神社を過ぎると、またもや山道、登山靴の紐を緩めたのに、、、まぁいいや緩んだまま行きましょう。
 途中何件も見た廃屋、結構立派な建物だし、石垣もちゃんと作られていて、井戸もあって、何十年か前まではここら辺も普通に人が暮らしていたんだろうなぁと思いを馳せつつ歩く。

おっと、今度こそ舗装路だ、駅は近いぞ!
と思ったらこんな看板が、「約20分がんばれ!」だって、そりゃ頑張るけどさ、中々着かないねぇ。

で此処からもこんな感じの山道、奥多摩は大自然がいっぱいだ。

此処で山道終了、此処からは舗装道路になります。

奥多摩駅に到着。
電車の発車時刻まで間が無いので、先ほど見かけたメスナーが入っていったスーパー(田舎のよろずや)で食い物&ビールを購入電車の中で喰いながら帰ることにした。

でもこの電車ホームと電車の間が空きすぎ、落ちる人いるんじゃないの?

 で、電車が出発!乾杯!今年もお疲れ様でした。