2015年1月31日~2月1日                        1泊2日
尾白川下流域  ガンガノ沢  ガンマルンゼ

こんにちは。ギルです。
今週は前回計画しながらも行けなかった、尾白川のガンマルンゼを攻略しにやってきました。中央道須玉インターから30分ほどの20号線から林道を目指し、インターから合計で小一時間で日向山登山道の駐車スポットにつきます。

駐車スポットからは車の入れない林道をトボトボと1時間程度けば本日のベースでもある錦滝のある東屋に到着することがてきます。林道の歩きは左手に黒戸尾根を見ながら、その先にベールをまとった甲斐駒ケ岳がみえます。この時期は綺麗っすな~。

錦滝全景です。登ってる人が米粒 ほどにみえますね。滝の正面に林道の橋がかかってるので写真が撮りやすいです。ここは東屋もあり日向山ハイキングコースの起点となる場所でもあり、水場も あるので幕を張るのに丁度良いのですね。はたしてあんな巨大な滝を登攀可能なのでしょうか。

早速林道脇に幕をこしらえ登攀準備をします。この日は朝の中央道事故による通行止めで出鼻をくじかれて12:00から登攀出来る状態でした。高速代割引きしてくれよ、タイムイズマネーだよぉ


ということで、「さあどの辺りから攻めますかねぇ粉骨師匠」ってあれっ⁉︎もう見えないとこまで行っちゃったよ。ここは、ガンガノ沢ってとこでこの錦滝が1番大きいF1でさらに先には幾つか氷結した滝があるのです。
「はい!ビレイ解除ぉー」



セカンドで上がった私がそのまま歩いてF2まで向かいます。
F2は階段状の滝でF1よりはだいぶ簡単そうにみえます。スクールっぽい人達を横目にさらに先にあるらしいシークレットエリアというところを目指してまた粉骨師匠がリードで行きます。「はい!オンビレイっす!」

F2を抜けた後、沢筋を少々歩くとそれらしきエリアに着きました。滝ではなくスラブに染み出した水が凍って登れるようになっているようですね。スタートが遅かったのでここに到着した時はすでに15:00。写真奥に見えるロングルートを登りたそうな粉骨師匠ですが、他の人も取り付いてるし、手前の20m程のショートをやりましょうということに。


写真は粉骨師匠が回収トップロープで登ってますね。
そうなんです。私が、「んじゃ俺リードしますわ。練習がてらに。。」
粉骨「本当に大丈夫?落ちたらただじゃ済まないよ?簡単に大怪我するよ?」
ギル「大丈夫ッス、ぼちぼち修行が必要なんス、俺。。」

結 果はなんとかトップアウトしたものの序盤はランナウトにビビリでスクリュー打ち過ぎ、ギャラリーの他のパーティーの方にもあれじゃ上までスクリューたん ねぇよ。とか言われながらアックステンションかけまくりで半泣きでなんとか終了点まで到着。中盤からランナウトで距離を稼ぎスクリューを節約してなんとか ギリギリ上まで上がりました。


もっと簡単なところで練習すべきでした。粉骨師匠は私の情けない苦しみの登攀を写真に取ればよかったよ悔しがっておりましたが、これはこれで貴重な経験値となりました。
フリークライミングとは訳が違うことを痛感させられました。

食当は私。ここは旧白州町ってことでサントリー白州を粉骨師師匠が持ってきており、お決まりの鍋で宴会。最近大きななめこ、ヤマナメにはまってます。21:00就寝。


翌朝は5:00起床。朝飯に味噌煮込みうどんを食べて出すもん出したら、準備してガンマルンゼへ出発です。
07:00出発!


程なく歩くと昨日の出会った男女のパーティーが朝の準備をしてました、軽く挨拶してちょっと歩き林道脇のルンゼを指差して。
粉骨「ここです。」ギル「えっ⁈」
粉骨「ここがガンマの取付き」
近い!素晴らしく近い!
写真はすでにF1準備中の粉骨。  
7:15登攀開始!


滝と滝の歩きもピッチとしてカウントされてますがおよそ10ピッチ程のまさにアルパインルートだそうです。
滝、歩、滝、歩、滝。こんな感じで小気味良く登りごたえある滝が現れます。粉骨師匠は3ピッチ目位までは昔に来たことがあるそうです。

?、、途中、粉骨師匠が水蒸気のごとくいなくなってた空白の時間がありますが、あまり気にしないことにします。

核心ではないのですが1番の見所なんでしょう。大きなチョックストーンのしたから、縦のトンネル状の岩の隙間に氷ができておりそこをぬけていくのですが、洞窟のようでもあり感動的な氷の造形を見ることができました。クライマーの特権すな。

チョックストーンを抜けるとまた少し歩き。その先にトイ状の滝もサクサクと抜けて行きます。
1部スタンスが悪くヒヤヒヤしますがお気楽フォローの私は、昨日のリードで感じた恐怖心などすっかり忘れて凍った滝を砕き散らしながら登ります。


実質的に最後の氷の登攀となるスラブ?凍ったなめ滝? これをやっつけます。ここまで来るとセカンドでも疲れてアックステンションで休みたくなります。ふくらはぎが辛いのです。
そのことを粉骨師匠に言うと、「変なところに力が入ってんじゃないの?」とのこと。

下降は左岸の尾根を、歩きと懸垂下降を交えてF1まで降りて行き終了となります。テント帰還は12:00
実質5時間のルートとなりました。

最近私がBDのアイススクリューを3本購入したので、私達は9本のランナーを撮ることができますが、前回行けなかった時の同じ計画では粉骨師匠は6本のスクリューで同じルートを登るつもりだったそうです。

普段穏やかなくせして粉骨さんあんたホンマ鬼やで。

帰りは温泉入って白州買って、高速ビューンでサザエさんに間に合いましたわ。最近冬場は高速も空いてるね。