平成26年12月20.21日
八ヶ岳、ジョウゴ沢

こんにちは。ギルです。
今週末は今シーズン初の冬山山行で、八ヶ岳の三叉峰ルンゼを攻める予定です。このルートはまさに沢登り氷編といった感じのルートらしく、下調べでは氷結の良い滝が程よく続く好ルートだそうで、11月の早い段階から粉骨師匠が企画して今日を迎えました。アイゼントレもして準備万端です。

今年もきました! 美濃戸口にクルマを止めて徒歩1時間程、雪は前週の大雪で大量に積もっておりました。ベースキャンプとなるテント場である赤岳鉱泉までは、我々が停めた駐車場から3ピッチ3時間の予定です。
10:30出発。

12:00。1時間半歩いた美濃戸山荘で休憩していると、いきつけのジムでもよくお目にかかる、大御所のアルパインクライマーのH氏にお会いしました。氏が主宰しているスクールのお客さんと色んな所を予定しているようで、相変わらずお元気な方でした。

13:30。2回目の休憩を入れて、H氏と世間話をしてから先に出発。しばらく進むと粉骨「ゆっくりでいいからね」と、、了解して汗をかかないようにゆっくりと歩いて時折振り返るとそこそこ差がついています。
装備品や持ち物を考えると粉骨師匠の方が重いザックを背負っているはずですが、それでも粉骨師匠の歩くペースに勢いがありません。
最後は赤岳鉱泉に着く頃には、粉骨師匠はかなりお疲れモードでした。
最終的に休憩時間も含めて赤岳鉱泉に15:00着となりました。テント場で幕営できる所を探しますが、程よく混んでいて、良い幕場がないので、ドカ雪が積っている所を整地して幕を張ります。

一通り準備を終えてテント内で取り敢えずお茶でも飲もうと幕に入ろうとしたら、、、粉骨「いててててて!!足がつるっ、、」「うぉーっ」と何やら苦痛に顔を歪めてます。

なんだか、両足全体に攣ったような痛みがしつこく襲ってきているようです。何もしてあげられない私は取り敢えずコンロに火をつけてテント内を暖めます。


やはり粉骨師匠調子が芳しくないようです。胃の調子も良くないようで、幕の中で休憩して体調が戻りはじめた時は16:00頃。本日は2人とも終了モードで特に偵察等は行わずテントでマッタリしたり飯食ったりして、軽く宴会して、粉骨師匠は20:00頃就寝。そのあと1人コンロでテント内を暖めながらマッタリとウィスキーを飲んでギルも21:00就寝。

前週からの大雪でお目当ての三叉峰ルンゼは雪で埋れて登れそうにないのと、雪崩の危険が広いエリアで懸念されており、翌日は朝6:00起床でジョウゴ沢でシーズン初アイスとすることに。

天気も非常に良く。
アイススクリューの打ち込み、取外し、諸々の技術の復習から入ります。
さすが粉骨師匠は謙虚です。


しばらくジョウゴ沢F1で練習して、氷に慣れてきたあとF2に向かいます。ここでは他のパーティーがトップロープで練習しておりました。
他のパーティーが取り付いていない右側の少々悪そうなルートからF2は抜けて更に上部の乙女の滝があるエリアを目指します。

F2からは少々歩きが続きます。
だんだんと風も強くなりますが快晴なので気分は最高です。

乙女の滝は高さがあるバーチカルな印象の滝で、空いていれば粉骨師匠はぜひ取付きたかったのでしょうが、残念ながら先約がいたようです。
その更に上部の滝も多くの方たちが取り付いており、ルートが空くのを待っていても凍えてしまうので、F1へ戻ることに。
最高の天気と眺めのなか、F2を懸垂下降して、F1に戻りまたスクリューや氷に穴を開けて支点を作る方法、その他実戦で想定される色んな体制での、スクリューの打ち込み、回収を練習して今回は終了としました。
テン場で片付けして、約3時間でクルマに到着。その後16:30に駐車場出発。帰りは中央道が平日の深夜のように空いており、19:00過ぎにには自宅に到着しておりました。
もう年末だからか珍しいこともあるもんだと、圏央道の素晴らしさも実感した週末なのでありました。