平成26年12月7日  
   
湯河原幕岩


こんにちは。ギルです。今週も湯河原幕岩へ粉骨師匠とやって来ました。
勝蔵師匠は仕事のためお休みです。

ここのところ湯が幕での粉骨師匠は、今シーズンのプロジェクトとしてコンケスタドール 5.12a に取り組んでおります。長年のテーマのようですが、今年は本気モードのようです。

粉骨師匠が取付いたあと降りてきたあとは、私も必ずトップロープで取り付いて、虎視眈々と狙っているのですが、如何せんデカくて重い身体のわたしは足で支えられないようで、まだまだ先が見えません。

午前中早い段階で、ヌン掛けしていつでも取付けるように準備、しかし私もコンケスタをやるには背伸びしすぎなので、同じエリアの、シャックシャイン5.10d を同じく今シーズン幕岩の一本にすることに決めました。

3ピン目と4ピン目の距離が遠く、その間が核心っぽいので、歩いて終了点に登りトップロープをかけますと粉骨師匠に言ったところ。大丈夫だとのこと。私は敗退したら粉骨師匠お願いねと、出撃。

しかし、予想通り3ピン目の先に抜けられず、昔にRPしたという粉骨師匠はビレーしながら下で、身振り手振りで、そのホールドはこうだああだといっているので、「じゃ、お手本お願いねw」と交代。

交代した後、「コンケスタのために温存してたのに」とか、ブツブツ言いながら粉骨師匠が核心に取り掛かるが、ムーブやホールドが思い出せないらしく、なかなか核心を抜けられません。

そうこうしているうちに、スクールと思われる方々が大勢現れ、この課題あと何名位登りますかと聞かれ、粉骨師匠は下で大勢に観られていると思ったのか色々と頑張るが核心を抜けられず敗退するハメに。。。。


私もダメなので結局そのスクールの講師の女性の方がトップロープを張る帰りにヌンチャクを回収してもらう結果となりまして、どうやらこれが粉骨師匠のメンタルに来たのか、自己嫌悪に陥っているらしく、終始ブツブツと自分に文句をいっているようでした。

そのあと野球でも無いのに取り敢えず「一点づつ返して行こう!」などと、簡単な課題で身体をほぐし、自分達を慰めながら午後、粉骨師匠が再度シャックシャインに手を出し、何テンかしたもののなんとかリードでトップアウト!

その後、コンケスタドールの練習をして日没コールドとなりました。

気持ちの浮き沈みの激しい湯河原の日曜日となりました。