平成26年10月18日 19日
小川山 廻り目平エリア


今回は粉骨と勝蔵の2人で屋根岩4峰 RCC神奈川ルートに取り付いてきた。
まず、4峰を見つける事が中々出来ず、捜し歩き、さんざ捜し歩いてやっとのことで取付点を探し当てたのはもう昼過ぎだった。。。

どこぞでUPでもすりゃ良いのだが時間も時間なので準備して出発!スタートから核心というなんともすごいルート、当然11Cなんてノーテンで登れるわけも無く時にA0、時にA1で登っていく。

苦労して粉骨が登れば、当然オイラも登らねばならない訳で、オイラは鼻から人工登攀で登っていく、こんな11Cクラスのマルチを登れるようになる日は来るのだろうか?
2ピッチ目は、「結構楽しめるよ!」と登り終えた粉骨が上から言うので、登っていくと5.8となっているがワイドクラックだった、、、ワイドかよ、しかも結構いやらしいワイドでここでも結局オイラはA0混じりの登攀になってしまった。

3ピッチ目は難所も無く登れたが、最終ピッチの取付の岩がボロボロすぎて登れないので終了して降りることにした、後でテントに戻ってから違うトポで確認すると、3ピッチ終わったところで少し左に懸垂下降して最終ピッチを登る様になっていた、100岩のトポにはそのまま登るようになっていて、トポによって全然違う内容になっていた、やはり色々なトポで確認すべきなんだろうなぁ。
時間も時間なので本日は終了、全く尻つぼみのまま成果の無い日だった。
身体は疲れてるけど。。。

翌日は粉骨がウスノロマンに行きたいというので、よし行こうか!と勝蔵がトポを見ると5.10dの6ピッチ、しかも6ピッチ中5ピッチが5.10以上というもの、こんなの登れないよ、他にしようと、朝から何処にするかの作戦会議で結局場所が決まったのが朝の9時、場所は未だかつて踏み入れた事の無いエリアである藐姑射岩(ハコヤイワ)エリア
まだ行ったことが無いので偵察がてら行ってみようとやってきた、場所は分かりやすかったが人気(ヒトケ)は少なくあまり人気のエリアではなさそうな感じ、ひとまずグルッと廻って様子を見た後に、都落ち5.10aに取り付く、粉骨がリードで登っていったのだが途中でまじかぁココからワイドだよーギア足りりねぇーとか言いながらもどうにかオンサイト、ワイドでリードをするわけも無く勝蔵はTRで練習、ワイドのところで「テンション!」という掛け声を掛けながらノーテンで登ることが出来た、このルートは面白かった。

飯食って、そんでは移動してマルチでもやるかと冬のいざないへ、2ピッチ目に取り付いてるパーティーが居るということなので、1ピッチめは森林浴5.8を登ることにした、トップは粉骨、フォロー勝蔵、ココは快適に登れる。
問題は2ピッチ目フレアードシンクラック5.10bジャムが効かないというか、効かせにくいクラックで粉骨も途中A0を使いながらの登攀となる、当然オイラも核心部はA0じゃないと登れない、A0&A1で何とかトップアウト。
3ピッチ目5.10aのこれまたフレアークラック、まぁだけどココはダイナミックなムーブで登れば登れなくも無い、勝蔵は途中でテンション掛けて休んでたけどね、登り切ったと思ったらなんともいやらしいワイドクラック&ドスラブ、仕方ないのでレイバックで登る。
心身ともに疲れたので少し早いが本日終了、帰途に着く。

帰路は信州峠経由で憧れの瑞牆山を望んでから帰る、いつしかあのエリアでガシガシ登れるようになれるといいねぇと言いながらあんまり登っていないながらも身体がガタガタ言ってるオイラ達は帰るのであった。