平成26年4月19日
広沢寺でレスキュー訓練


年一で行っているレスキュー訓練、今回も広沢寺で蛭の出る前にやってしまおうと、昨日東京に戻ってきたばかりのギルと粉骨と勝蔵の3人でやってきた。
引越しの手伝いをしなくてもいい物なのだろうか?と心配する粉骨とオイラなのだが、1日位大丈夫っす!との事なので、でははじめましょう。
まずは、支点の作成の仕方、固定分散、流動分散、固定流動分散等復習し、マッシャー結びやプルージックを使った登り返しの練習、オイラは新兵器シャントを使用したけどね。
その後、三分の一システムでの人の荷揚げを復習、いやぁー忘れてたなぁ、やってくうちに思い出してはきたものの、すっかり忘れてました、でも今日反復練習したからもう大丈夫かも知れない。
ココではプルージックやマッシャーの代わりにロープマンやシャントも使用。
シャント、少し大きいが大変便利です。

その後、ビレーからの自己脱出、懸垂下降しての救助。
PASを使って宙吊りになって動けない仲間を助けるために、自分の懸垂下降してきたロープで一緒に下降する練習は3回ずつ行った。

その後ビレーヤーがロープを仮固定し、支点を作成、支点にロープを固定し自己脱出する練習、半マストで降ろす練習。

半マストでの懸垂下降、肩がらみでの懸垂下降、腕がらみでの懸垂下降、肩がらみでの懸垂下降は痛いし危ないのでオイラは封印することに決めた、ロープ使う場面でハーネス装着していないって事は皆無だろうと思うからだ。

ほかには肩がらみビレーも練習、肩がらみビレーは沢で常に使っていたので問題なく出来ると思いきや、坂道でセカンド役が走って行ったのを止めるという練習、これは難しかった、流してって止めるのだが、いやぁー難しい。

今まで沢でオイラがやっていた肩がらみビレーは常にセカンド以降の人を上からビレーするやり方なので大きく落ちる事が無いので止められていたのだが、確かにアルパインでは大きな滑落も想定に入れなきゃならないもんな。

しかし、ロープワークって日常的に行ってないとすぐに忘れてしまうものなので、訓練じゃないときも、ロープ使うときは反復練習で繰り返し何度でもおさらいする必要があると、すっかり忘れていた自分の脳に少し絶望を感じながらもそう思ったね。