平成25年4月20日
奥多摩 越沢バットレス


今回は、先週に引き続き奥多摩、でも場所は変わって越沢バットレスだ。
参加メンバーは粉骨師匠と勝蔵の2名。

JR鳩ノ巣駅の無料駐車場に車を停め、イザ出発。
今日は夕方から雨の予報、でももしかしたら降らないかもしれないから、泊まりの用意をして1日目越沢バットレス、2日目、川井ボルダーとかどうですか?と師匠。
え?いや明日は雨だって、「いやでも一応シュラフとかコッフェル類の用意だけしといてください、幕は出しますから。」とそこまで言うので用意はしてきたけどね、空はどんより曇り空、まぁ今日の夕方まで愉しもうと歩いていると、アプローチの途中オッサンに注意された、「此処は通れねぇよ、帰りはキャンプ場の方から帰りな!」
なんで通っちゃいけないのか分からないが、地元の人とはトラブルを避けるのが大事なこの遊び、丁寧に謝り通してもらい越沢バットレスに到着。

地主さんからの警告の立て札がある、そして岩の使用料として一人200円を徴収箱に入れて取り付く。
此処、越沢バットレスは高さ80m、幅70mのマルチピッチ主体のゲレンデで、フリークライミングと言うより本チャンルートの練習の為のゲレンデなのだ。

先ずはウォーミングアップに一番右の1ピッチ目W級を粉骨師匠がリードで上がる、天狗の肩でピッチを切りオイラフォローで上がる、次は右の滑り台下でまたピッチを切る。
3ピッチ目で登るのは右の滑り台だ。

3ピッチ目、これから粉骨師匠が右の滑り台を登る、ホントコレ滑り台って表現がピタリと来るね、結構ツルっとした岩に刻まれた岩の弱点を登っていくのだが高度感があって中々に怖そう。

実際には岩自体はそんなに難しい訳ではなく、フォローで登っていくには気分も楽だし面白い、下降は懸垂下降で40m下りて、ピッチを切り更に懸垂下降で30m下りる、うーん楽しい。
次は第2スラブルートW+を勝蔵がリードで行くことに!
フォローとリードじゃぁ怖さが全然違うんだよなぁ、プロテクションも残置のハーケンとかナットの弛んだボルトとか伸びて楕円になったリングボルトとかで、やっぱイマイチ信用できないから落ちる訳には行かない。

ここでも3ピッチ切るのだが、いやぁ怖いなぁ、楽しいけど怖い露出感があるからなぁグレードとしてはショートルートならば非常に簡単なんだけど、この高度となるとまさに自分との戦いなんだよなぁ、でもクライマーはトップを登ってこそだからな、怖いけど最後の滑り台(最初の右の滑り台よりも長い)もクリアし完登!
いやぁ高度感になれる練習とフリーの練習ももっとしなくちゃならないな!
とか話してると雨・・・・
懸垂下降で下に降りると結構降ってきた、こりゃ今日はお終い、帰りましょう。
帰りはキャンプ場跡地経由で帰ることにした、車に乗り込むと明日の天気はどうですか?と師匠、ナヌこの期に及んでまだ、キャンプして明日ボルダリングをしようと考えてるのか?予報を見ると80パーセントで、ズーット雨って言うと、やっぱ帰りましょうかと納得して帰途に着いた。