平成25年4月14日
つづら岩


今回は、粉骨と勝蔵で奥多摩のつづら岩で本ちゃん訓練。
先ずは一般ルートW級を粉骨リード、勝蔵フォローで登る。

此処つづら岩は馬頭刈尾根にある岩で古くからゲレンデとして使われているが、アプローチが1時間半掛かるのでフリークライマーは殆ど来ない岩場で、アルパインの練習として使われている事が多い。

当然プロテクションも残置のハーケンなので信用できる物と怪しい物が有って、その見極めも重要だが、何といっても当てにならない(気休めにしかならない)プロテクションじゃ絶対に落ちる訳には行かないのだ。
一般ルートは途中でピッチを切り、2ピッチ目最後がいやらしいが何とか完登、うーんアルパインだぜ!

2本目は面白いのでオケラルートV級をリードで行けと粉骨師匠が言うので取り付いてみる、ほほぉーう!こりゃ他には無いルートだわ、確かに面白いっちゃー面白いが、やっぱクライマーって人種は変態が多いんだろうな。
このオケラルートは簡単だが他には無いデブにはキツイルート、でもつづら岩に来たら絶対にやっていくべきルートだと思う。

3本目は3段ハングルートX+粉骨がリード、オイラがフォロー
プロテクションが信用できないし、ナチュプロ類を持ってこなかった我々はハーケンを打ちながら登ったのだが、イマイチハーケンが良い音で鳴いてくれない、大丈夫かコレって感じで打って上がって行く、1ピッチ目で2本打って、オイラが回収していくのだが、イマイチの鳴きだった一本目のハーケンがガッチリ効いてて中々回収が出来ない、最後はカラビナチェーンで回収、次の2本目はなんと、すぐにすっぽ抜けた、こりゃ落ちてたら絶対に抜けてたな、2本目は良い音で鳴いてたから効いてると思ったのだが。。。
2ピッチ目は直上、中々登り応えのあるルートだった。

4本目は、勝蔵がリードで1ピッチ目をつり上げルート2ピッチ目を左ルートで上がることにして離陸。
やはり信用できる残置ではないので、落ちる訳には行かない、フリークライミングとは違うんだな。
1ピッチを切り、2ピッチ目は左ルートだが、拘らずルートファイティングの練習になるから好きなところを行け!との指示で、そんじゃぁ岩の弱点を見ながら&残置のあるなしを見ながら行きますと登っていくと、なんだかスゲートラバースしちゃって本来のルートではない処を登っていってしまった、プロテクションも無く結構ランナウトしてるが落ちなきゃ良いんだと心に言い聞かせ登っていくと残置を見つけプロテクションを取るが、これまた全然信用なら無いモノ。。。
まぁ良いんだ、落ちなきゃ良いんだって事で何とか登ったが本来の左ルートからだいぶ左を登ってしまった、新ルートかコリャ(笑)

オイラのせいで、予想以上に時間が掛かってしまったので本日は4本で終了、いやぁ楽しかった、これってアルパインだなぁ。。。
すげー勉強になった。
帰り途中の綾瀧で喉を潤す、上に小屋が無いから此処の水は飲めるのだ。
さて来週は何処に行こうかしら。