八ヶ岳 天狗岳
平成25年2月2日、3日


先週に引き続き、今週も八ヶ岳、メンバーは勝蔵と友人のampof二人、今回は渋の湯から入り、黒
百合平で一泊、オイラはテン泊、ampofは黒百合ヒュッテに素泊まりの予定。

飯食って12時に渋の湯を出発、天候は生憎の雨模様、なんだよ山は雪だろうと思ってきたが、渋
の湯辺りはまだ雨。。。
皆さんアイゼンを履いていたがオイラ達は遅くなるので履かない、霙まじりの雨の中を歩く事2時間
ほどで黒百合ヒュッテ到着

互いに受付を済ますと、テン泊者の飲み水は融雪でお願いいたしますと来たもんだ、ほぉー中々面
倒くさいね、水の件は仕方がない、強風の中、テン場に幕張って水用の雪を袋に用意して落ち着い
たらヒュッテ前の急斜面を利用しampofにアイゼンワーク&ピッケルワークの説明&実践(プチ雪
訓)



一通り説明したら、テントで待ち合わせて晩飯、小屋泊まりの客は飲み水は小屋で貰えるので
ampofに水を汲んできてもらい夕食、晩飯の食当は勝蔵、メニューは豚キムチチゲ(豚肉とキムチ
を水で煮込んだだけ)に松山あげを投入し完成! 美味いぜ!コノヤロー 〆はラーメンと餅をぶ
ち込んでこれまた美味し!

食事が済みampofは小屋に戻る、オイラは一人でホットウイスキー、面倒でも自分で飲む酒の分くら
いはちゃんと融雪から作るのだ。
相変わらず風は強い、バタバタとテントが揺れるので浅い眠りではあったがゆっくり寝れた。



翌日は快晴、気温は高く-5度位、6時起床、6時半朝飯、朝飯の食当はampof、昨夜の残りに味噌
&ホタテの缶詰、アルファ米を投入し、最後にバターを入れたampof特製オジヤ、これも美味かっ
た、食後のお茶を飲んだら出発!

中山峠まで樹林帯を歩き、そこから稜線に取り付く、風が強くバラクラバ装着、先週の赤岳よりも風
は強い、気温が暖かいため寒くはないがこれが平年並みならクソ寒いだろうな。



程なくして東天狗岳到着、眺望は最高にいい、岩陰で飲み物と思ったがそんな岩陰はなく、そのま
ま西天狗岳へ、鞍部に着くと風も弱まったので水を飲み西天狗に取り付く、なだらかな雪見大福の
ような山だ、ちょっと歩くとすぐに西天狗岳到着、こちらも眺望は最高!八ヶ岳は勿論、北アルプ
ス、中央アルプス、南アルプスと一望できる。





少し休んだらまた引き返し、東天狗岳から帰りは天狗の奥庭方面に下る、最後の急斜面は昨日の
プチ雪訓場、それではと昨日の要領で滑っていってピッケルで止まって終了!


一日目

二日目
渋の湯出発 12:00
起床 06:00
パノラマコース分岐 12:50
黒百合平出発 07:45
黒百合平到着 14:00
中山峠通過 07:54
就寝 20:00
東天狗岳頂上 08:52



西天狗岳頂上 09:25



西天狗岳出発 09:30



天狗の奥庭 10:20



黒百合平到着 10:45



黒百合平出発 12:00



渋の湯到着 13:20
竹ペグを掘り起こすのに今までレッドパッドを使っていたのだが、前回からピッケルをカジタックスエ
キスパートUからペツルのサミットに変えたからか、相性が今一ですぐに緩んでしまう、こりゃスノー
スコップをそのうち買うか、レッドパッドを改良するしかないなぁ。。。
テントを畳んで、パッキングしているとampofが小屋から出てきたのでお茶を入れて昼飯にする、腹
ごしらえしたら出発!目指すは渋の湯温泉、アイゼンは履かない、履かないが滑って怖いと思う人
は履いた方が良いくらいの足下加減、要は馴れなんだけど怖かった履くべきだろう、その分時間は
掛かるけどね。

2時間弱で渋の湯に到着、車に戻り風呂の用意をしたら(用意と言ってもオイラの場合日本手拭一
本のみだけどね)渋の湯へ、普通の温かい温泉と冷たい濁った温泉がある、オイラは冷たい方に
は入らなかったがこの冷たい温泉目当てに来る客もいるのだという、ここでまったりお湯につかった
ら眠くならないうちに横浜に向けて帰りましょ、今回も晴れて良かった良かった。




今回は赤い軌跡