平成25年 1月26日、27日
八ヶ岳 赤岳               一泊二日


今回は、粉骨師匠、勝蔵、ギルの3人で赤岳に登ってきた、行きの車の中で粉骨がアレ?テルモス忘れたと言い出した、オイラのテルモス2つあるから1個貸してやるよと言ったのだが、一応探してみますと談合坂SAでテルモスを探す粉骨、無いだろうと思っていたら、聞いたこともないメーカーの450ml入りのスリムステンレスボトルを2.000円でゲットしてきた、まさかSAにあるとは思わなかったが、まぁ良かった良かった、笹子トンネル復旧工事の影響で対面通行を余儀なくされてるので美濃戸まで思ったよりも時間が掛かってしまった、美濃戸口の駐車場に停め、重いザックを背負い赤岳鉱泉に向かう。

天気は悪い、テン場に着いて雪を踏み固め均して幕を設営、オイラとギルがマジックマウンテン1〜2人用アタックテント、粉骨師匠がアライエアライズ1人用、取りあえずMMのテントで3人でお茶を飲むともう15:30、こりゃ今日はこれでおしまいだと、少し休んだら食事タイム。


今回の食当は粉骨師匠、晩飯は特製餃子鍋だ。
狭いMMのアタックテントで野郎3人で鍋を囲む、そしてホットウィスキーで晩餐が始まった、美味いよ師匠!ごちそうさまでした。

飯が食い終わってからも宴会は続き、8時過ぎに就寝

翌日6時起床、快晴、これなら問題なく行けるでしょう、取りあえず朝飯を食う為に食当の粉骨師匠を隣のテントから呼んでまた3人でキュウキュウになって朝飯、メニューは昨夜の残りの具材をふんだんに入れた蕎麦、これも美味かった。

こうしてゆっくり食ってりゃラッセルしなくてもトレースが出来るだろうと粉骨とオイラで話していると、セコい初老コンビだなぁーとギル、いやいやセコいのではなくて思いやりだよ、事実上雪山デビューのギルの為、ラッセルって大変なのよ、当然若いのが先頭でガンガンラッセルすることになるんだからね、経験と思いやりさ。

もうしっかりトレースが着いたところで出発、今回は雪崩の可能性も鑑み文三郎尾根はやめて地蔵尾根でのピストンにした。
地蔵尾根取り付きでアイゼンで足拵え、化粧(日焼け止めを塗ること)をし、バラクラバを頭にセットしいつでも装着できるようにすれば準備OK!

毎度の事だが上に行けば行くほど風が強くなってくる、稜線に出ると海老のシッポをビッチリ着けた地蔵様が待っていた、海老のシッポを払ってやり先に進む。
赤岳展望荘で風を避けながら一本たてる、もう少しで頂上だ。



ゆっくりゆっくり高度を稼ぎ、はい着きました赤岳頂上!
今日は天気がよく、北アルプス、中央アルプス、南アルプスもよく見える、富士山もバッチリ、やはり快晴は嬉しいもんだ、しばし綺麗な風景に酔いしれたら下山。
下山も慎重に下る。



樹林帯に出ると今度は暑くなる、バラクラバを外し景色を楽しみながら下っていく。
鉱泉に到着したら軽く飯を食ってテント撤収、さぁまたクソ重いザックを担いで美濃戸口を目指そう、やっぱ冬山はいいねぇ綺麗だよ。

一日目

二日目
美濃戸口出発 10:54
起床 06:00
美濃戸山荘 12:10
出発 08:17
鉱泉テント設営 15:30
行者小屋 08:40
宴会開始 17:30
地蔵尾根 10:07
就寝 20:00
赤岳展望荘 10:49



赤岳山頂 11:30



行者小屋 12:55



赤岳鉱泉着 13:30



赤岳鉱泉発 14:18



美濃戸口着 16:30



今回はオレンジの軌跡