平成23年7月10日
北秋川水系 シンナソー遡行、ヒャマゴ下降   (単独)


 梅雨も明けてクソ暑い日曜日、だが皆忙しく誰も遊んでくれない、んじゃ車では駐車スペースがないので公共の交通機関でしか来れない沢ってことで奥多摩北秋川水系シンナソーにやって来た、シンナソーを遡行し隣のヒャマゴを下降する作戦だ、しかし変な名前だね、沢とか谷とか窪とかつかず、カタカナでシンナソー、そしてヒャマゴしかしオイラは大の公共の交通機関嫌いなので当然バイク一人旅、駐車スペースが無いって言っても、田舎道の広めのところに慎ましく駐車すりゃバイクなら迷惑掛けることも無し、嗚呼素晴らしきバイクライフ哉。
 

 バイクを停めたすぐにある北秋川沿いの廃屋(消防団の収納施設だったらしい)のすぐ横から北秋川に降りる、少し上に行くと小滝を掛けてシンナソーが出合う。
 水量は少ないながらも前半の峡隘部は思ったよりも楽しいが、全体としては簡単でやや物足りない感じは否めないのが珠に傷、水量が少ないので春や秋が良いかも知れないな。



特に難しい滝も無く、初心者にもお勧めの沢、水量が少ないので無理にシャワークライムなんかしながら登る、滝も終わり二俣を過ぎると水も涸れる、忠実に源頭を登り詰め、左に行くと藤倉バス停行きの登山道に出る、ここを今回は一本松方向に向かう。



あっという間に一本松、杉だと思うんだけど。。。
三角点があった、この一本松からヒャマゴに下降開始!
GPSの地形図と現在地見ながらヒャマゴの源頭目指して泥だらけになりながら下りていく。



ヒャマゴ源頭部到着、途中一回ラペリングした。
水に足を入れるとすぐに泥水になってしまう程靴はドロドロだ、まぁこのまま下降を続ければそのうち綺麗になるであろうと気軽に歩き出す、小滝が多いので下降も簡単だが、2回ほどラペリングで降りた。
源頭部に近い方は倒木が多く、蜘蛛の巣だらけだしはっきり言って面白くない、下降後半は少しはマシになったがオイラの印象は良くないな。

強烈な倒木群 


とは言え後半の小滝で少しは気持ちも晴れたが、これなら藤倉バス停方面への登山道を下ったほうが良かったと思う、倒木がなくなりゃ別だが、当分は魅力的ではないな。

ヒャマゴの下降も終盤になった頃、山葵田なのか跡なのか定かではないがあるので、そこを避けて仕事道へでる、どうせこの先は堰堤だしね。
つぶれたキャンプ場跡に出ると終了地点は近い、少し歩くと見覚えのある廃屋が見えてきた。
シンナソーは、まぁ面白かったが、ヒャマゴの下降はイマイチだった。
廃屋 09:47
シンナソー出合 09:50
斜爆 10:22
3段15m滝 10:33
二俣 11:00
登山道合流 11:15
一本松 11:28
ヒャマゴ源頭部 11:52
廃屋到着 13:25