平成23年5月8日
富士山(須走口) 7号5勺で撤退 前夜発日帰り
今回は、コバと勝蔵の二人で富士山にやって来た、去年は富士宮口からだったので、今年は須走口から登ってみようと、五合目に前夜入りし高度順応済ませがてら、車中宴会は始まったのであった。 | |||||||||||
翌日は4時起きで、5時出発と思っていたのだが、宴会が長引き起きたのが6時過ぎ、出発したのが7時過ぎだった、うーん毎回宴会のせいで翌日の起床時間が遅れるのは今後の反省点としておこう。 | |||||||||||
須走口から登ったことはスキーで何度かあるが、登山道を登ったことが無かった、なので富士宮口と比べて小屋が少ないのが印象的だった、最初はなだらかな斜面につき、コバも余裕の感じ登ってくる。 しかし、何時ものことだが最初は元気でも最後でバテるのがコバの悪いところ、ペース配分がまだ出来ないのだろう。 |
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7合目でアイゼン装着、風も強くなってきたので、アウターも着る。 しかし、コノ後段々眼に見えるようにコバのペースが落ちてくる、「ゆっくりでもいいから休まずに登るぞ!」と言って「ハイ!」とは返事をするが途中何度も休みがちになってくる、そうこうしている内に風は強くなり頂上付近はガスが出て巻いているようになってきた。 |
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風が強くなってきて、しかも遅れているので「この分だと頂上につくのは14時半くらいになっちゃうぞ」とコバに言うと、「じゃぁ下りは凍ってますか?」と聞いてきた、「まぁ多少は凍るでしょう」と答えると、急に不安になってきたのか、「この斜度で凍ったら下りる自信がありません」とビビるコバ、まぁ斜度は大したことは無いが、頂上の強風は考え物だし、実際にビビッて、しかもバテバテのコバを頂上に無理に連れて行って体力がなくなられても困るので、もう少し登れば8合目の小屋ってあたりで、今回は登頂中止。 |
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我々は下山塾、そう安全に下山することが第一の目標なのだ! ってことで、途中で撤退、しかしココに来てコバが下りるのさえビビりはじめた! ヘッピリ腰で下る為、余計に滑りやすい歩き方でスゲー時間が掛かるのでシリセードで下りることにした。 |
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日本一大きな滑り台! ビビッていたコバも楽しく下れたようだ、もっとも尻が物凄く冷たく何も感じない位にキンキンに冷えて痛いくらいだったけど、まぁお陰で下りは早く下れました。 雪があるところを拾ってひたすらシリセードで下るコバ、オイラはコバのつけた跡を下り更にスピーディーに滑り降りる。 |
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あっという間に雪が無くなり下山道到着。 下り終わって、駐車場から山を見ると、オイラたちがつけたシリセードのシュプールが直線でしっかりと刻まれていたのであった、しかし、前回の妙義山に引き続き途中敗退を余儀なくされたコバは非常に勉強になりましたと、申し訳なさそうにオイラにコーラをおごってくれたのだった。
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ピンクの線が今回のトレースです。