平成23年3月6日
金峰山 (2,599m)                      日帰り


今回は金峰山にやってきました、瑞牆山荘近くの無料駐車場に車を停めて出発!
「たまには自分でプランしてみろ」と塾生のコバに言うと金峰山に登りたいという、そんじゃぁ金峰にするべと、オイラにとっちゃ5回目、冬の金峰は4回目となる、瑞牆山や金峰山は1月2月よりも3月の方が積雪があるだろうと思ってやってきたが今回も雪は少なかった。

流石に富士見平小屋付近まで来ると雪も積もっていて、小屋の手前からアイゼンを履く。



富士山には笠雲が掛かっている、富士見平から金峰方面は右に行く。
しばらくは樹林帯歩き、左に飯盛山、右に鷹見岩を見ながら歩いていくと大日小屋に出る。
大日小屋から大日岩を仰ぐ、さぁ少し休んだらまた樹林帯歩き。



樹林帯が開けてきて稜線に出るとそこは砂払いの頭、ココからは風が強いのでアウターを着る。
ちょっと、小用をといってコバが岩陰に隠れて事を済ませようとしたのだろう、但しココは風が強いのである「ウヒョー!ケェーツ!寒ぃー!!!」と、およそ女とは思えない言動の悲鳴が聞こえてきた、そういった点、男ってのは便利に出来てるね。



砂払いの頭からは、アルペンムード漂う稜線が続く、余りの絶景に感動然りのコバ、先ほど用を済ませておかなかったら、チョット漏れていたかも知れない程感動していた、まぁそうだろう、近くの奥秩父の山々だけじゃなく、富士山、南アルプス、八ヶ岳、北アルプス、浅間山と綺麗な山を一望しながらの稜線歩き、そりゃぁ感動しない訳がない。
しかし、いつも思うけど砂払いの頭からがチト長く感じるのも事実、疲れて来てるのもあるんだろうけど。



無事に山頂登頂!
山頂部も五丈岩に着く雪は少なかった、風は相変わらず強いのでいつもの岩陰でランチタイム!先ずは乾杯し、飯を食う、登りで少し時間を食ったので、いつもは一時間のランチタイムも今回は30分、食い終わって、少しゆっくりしたら、出発なのだ。



今日は快晴で暖かい、暖かいが風が強いので、暖か寒いという状態で歩く、登りと同じく砂払いの頭付近で着替え、樹林帯は風が無いのでアウターを脱ぐ、後は樹林帯を黙々と下る、大日岩で休憩、八丁平まで行って飯盛山の向こうを廻って降りようかとも一瞬思ったが、地図に降口不明瞭と書いてあるし、無雪期にも行ったことが無いので今回もピストンすることにした。

大日小屋でトイレを借りるついでに、山小屋ってモノに入ったことがないコバが記念撮影、こういうのが山小屋ってモノだと思われても困るのだが一例として見ておいて損は無い。







大日小屋を後にし、一時間ほどで富士見平小屋に到着、途中で山岳部らしきグループとすれ違う、この時間にここら辺ですれ違うと言うことは、瑞牆山に登った後に大日小屋のテン場で天泊で明日は金峰山、朝日岳、大弛で天泊、国師岳からゴトメキに抜けるものと思うのだが、明日は天気崩れると思うので、気をつけて行ってらっしゃいと心の中で思うのだった、ここでも暫し休憩、その後は休憩無しで駐車場に向かう、天気も良くて気持ちの良い山行となった。

駐車場発 07:20
富士見平小屋 08:15
大日小屋 09:25
大日岩 10:10
砂払いの頭 11:20
千代の吹き上げ 11:45
金峰山頂上到着 12:25
金峰山頂上出発 13:00
大日岩 14:40
大日小屋 15:00
富士見平小屋 15:40
駐車場着 16:30

文章:勝蔵   写真:勝蔵&コバ