平成23年1月7日    三頭山(1,531m)


本日は、年初めと言ってももう7日なのだが、奥多摩の三頭山にやって来た。
いつも奥多摩方面にバイクで走りに来るたびに気になっていた浮橋、コイツを渡りに着たのさ、何時もの革ジャン革パンじゃぁ三頭山には登れないので今日は車でやって来た、近所の駐車場に停めようと思ったが工事車両が占拠してて停められなかったので、少し先に行った駐車スペースに車を停めて出発。
 浮橋なので当たり前だが揺れる、てっきりドラム缶なのかと思ったらポリエチレン製の浮子に変わっていた。
 この橋を渡って三頭山に登るのだ。



渡りきると、本当は右に行くのだがどうにも道が無い、道が無いので強引に直登し周遊道路に出る、ガードレールを越えるとガードレールにこんな看板があった。
ナルホド登り口は此処ではなかったか、確かに整備してあるとは程遠い斜面だったからな、まぁでも登れりゃ関係なし、目指すはヌカザス尾根、20分ほどで登山口に到着。



登山道から獣の気配と思ったら、猿の親子が4匹ほど山を降りてきた。

 ズーット樹林帯を登る、1時間程でイヨ山を通過、更に40分程でヌカザス山も通過、途中に危険箇所ありと道標に書いてあったが、何処が危険箇所なのかは分からなかった、多分ヌカザス山手前の急登部分を指しているのかも知れないが、危険な感じは無かった、もしかしたらハイキングコースとしてはって事なのかも知れない。
 平日のせいか、バスの時間帯のせいか誰にも会わず静かな山行となった。



稜線に出て右に行けば三頭山(西峰)に到着、此処三頭山は読んで字の如く、3つの頭、西峰、中央峰、東峰の3つのピークで三頭山なのだ、思えば此処三頭山は2回目、はじめて登ったのは10年前の一月、あの時は雪が降っていて眺望も無く、何も見えない中キムチチゲを食べた記憶があるが、今回は快晴、雪もまだ降ってない様だ。
お陰でこの眺望!

中央峰は眺望は無い、奥にベンチが数個ある。

              東峰には展望台もある。 

展望台からの眺望 
流石に頂上には人がいるもんで3人の方に出会った、東峰からはブナ路を鞘口方面に下る、下山コースは鞘口峠から山のふるさと村を通って山のふるさと村遊歩道を歩き麦山浮橋を渡る予定。



ブナ林の途中にベンチがあったので此処でランンチタイム、一人の時は燃焼音も静かなアルコールバーナーが良い、去年の11月に賞味期限が切れているが気にしないで、シャア専用カップヌードルの最後の一つゲルググを食す、まぁ美味くも不味くも無くカップラーメンなんざこんなもんよ、山で食えばなんでも美味いのさ。

東京都のまとまって残ってるブナ林は三頭山と日原川流域だけらしく貴重なもんだとの看板があった、東京に限らず、もはやブナ林自体が貴重なんだけどね。
鞘口峠を越えて下っていくと面白い形に飛沫が凍っているのを何個か見かけた。
斜面はズーット凍っていて、分かり難い場所も多かった。



山のふるさと村キャンプ場を越えてビジターセンターに到着、此処からは遊歩道を歩こうかと沢に下りていくと!



なんだよ工事中かよ、仕方なく登り返して周遊道路を歩いていくのだが、奥多摩湖周遊道路って歩道が無いもんだから結構怖いんだよねぇ、ま平日だったので交通量が極端に少なかったのは良かったがコレが休日だったらオイラは歩きたくないね、崩れていようがナンだろうが遊歩道のほうが安全だと思うよ、マジで。
3月末には遊歩道の工事が終わるらしいので休日に来る方は4月以降の方が危なくないと思います。
で、もうそろそろ橋だよってところで降り口の案内があった、もっと手前でも2箇所くらい降りれそうな場所もあった、で歩きやすい遊歩道を進むと1分もしないで浮橋に到着。



橋の中央には非常用の小さな浮き輪が一つ、落ちた場合はこの浮き輪を使うらしいが、誰もいないので落ちたら誰も投げてくれないな。
橋を渡って駐車スペースまでまたもや歩道の無い多摩湖周遊道路を歩き終了!
雪が着いてからのほうが面白いだろうな、でも雪が多い時に浮橋って渡れるのだろうか?
車発 08:50
浮橋通過 09:00
登山口 09:20
イヨ山通過 10:20
ヌカザス山通過 11:00
三頭山西峰 12:05
三頭山中央峰、東峰 12:10
鞘口峠 13:15
浮橋通過 15:10
車着 15:20