平成22年5月2日   富士山須走口


 先週に引き続き、今週も富士山にやってきたのだが、今週は開通して間もない富士アザミラインを使って(先週は閉鎖されていた)須走口新5合目まで車で入る、駐車場から普通に登山道に歩いていくと、土産物屋の方々が、「スキーなの頑張ってね」とか「行ってらっしゃい」とかやさしく挨拶してくれるのが、ココ須走口の良い所。
 とはいっても、登山道は閉鎖されているので、トラロープを跨いで除雪されてない登山道を登っていく、しばらく登って開けたところでシール登高に切り替える。

 しかし、先週の御殿場口よりもダイブ上に位置していると思う須走口もそこから見る富士山は余り大きさが変らないように見えるのはどういうことなんだろう?
雪の量は、御殿場口よりも断然多く、今日はスキーのソールを削ることも無いだろう。
 今日はシール登高なので本当に楽!しかし、高度を上げるにつれシールが効かず、途中で担いで登ることに、ついでにアイゼンを履いて更に高度を上げていく。
 アイゼン履かなきゃヤバイ感じになって来て、斜度が増してくる、さてどうしたもんか、時間は早いが、雪の下の固い部分も気になるしってことで、今回も、以前須走口から登って降りた処の近く、前回よりも低い場所だが、今回は2,800mチョイの処から滑ることにしたのさ、だってオイラ、ビビリなんだもん。



 頂上までは、まだまだの地点ではあるが、誰もいない一枚バーンを滑るのはキモチ良い、もったいないので途中休憩しながら滑り降りる、とはいえ30分もあれば滑りきれてしまうのも事実、最後の足掻きで樹林帯もスキーで突入するが、余りの樹の多さに絡まり転倒、諦めて板を外し下山道を歩くこと5分で駐車場に戻れた、もっと上手けりゃもっと上から滑れるのだが、ヘタクソなオイラにゃアソコらへんが潮時なのかも知れない、でももう少し上まで行っても大丈夫だったかも。。。分からんな。




上の赤線が登り、青線が下りです。