平成22年3月28日  丹沢 大山〜ネクタイ尾根下降


 ウース、今日はマイナールート探索というか、コパが以前から雪山に連れて行ってくれと言っていたので、谷川岳か白毛門でも連れて行こうと思っていたら、此処数日体調が悪いので雪山は自信が無いが、でも山には連れてって欲しいと乞われ、まぁそんなに言うなら簡単な山で、しかしながら少しは面白くしたかったので、以前から気にはなっていたネクタイ尾根を歩いてみようと、日向薬師の近くのキャンプ場手前にある無料駐車場に車を停め、出発。

 今日のコースは、関東ふれあい道の九十九曲から大山山頂、北尾根から通称ネクタイ尾根を下降し、唐沢峠あたりから登山道に出て、途中のピークで閉鎖されている尾根に取り付き下降、キャンプ場に戻ってくるというコース。
 デカイ地蔵様に旅の安全を祈願するコバ



 林道を歩き始めるとすぐに九十九曲に入る、九十九曲を登り切ると見晴台という景色の良さそうな場所に出た(もっともこの日は曇っていたので眺望はゼロ) しばし休憩後、先に進むと段々木々に霧氷が着いてきた、大山の肩に着くくらいにはきれいな霧氷の中を登ることができて非常に楽しかった、コパも満足してくれた模様。




 頂上は日曜日だけあっって、やはり人だらけで座る場所を見つけるのも一苦労だが、そもそもこの九十九曲からのルートは人はあまり通らないコースらしく、頂上までは静かなもんだった、頂上で乾杯&昼食をし、我々はヒトケの無い大山北尾根に進路を取る。





 鹿避けの柵に掛かる脚立を乗り越えて、ここからは、またもや静かな山行になる、以前歩いたときには設置されていなかった資材運搬用のモノレールが敷いてあり少し興ざめしながら北尾根を歩く、事前に調べてGPSに登録しておいたネクタイ尾根下降地点はモノレールのスイッチバック地点になっていて、ここを右に降りていく、雪で踏み跡は消えていたが明確な尾根でもあるし、テープもあるので迷うことは無いでしょう、所々急な斜面もあるので登りよりは下降に使用した方が楽な尾根でしょうな。




 美しい景色と可愛らしい足跡を見ながらネクタイ尾根を下降、ネクタイ尾根という割にネクタイがぶら下がっていないと思いながらしばらく下降していくと、ありましたよ、あったあった!ストライプ柄のネクタイが一本、さらに下降し、雪もなくなった頃にもう一本、さらに尾根を下り切り石尊沢に着く頃ににもう一本。
 確かに此処はネクタイ尾根なのだ、以前はもっと沢山のネクタイがぶら下がっていたようだが、どなたかが撤去したんだろうな。


 さて、ネクタイ尾根の取り付き地点でもある石尊沢からは、さてどこに行けばいいのかウロウロしてルートを探すと、堰堤の横に踏み跡があるので先に進むとテープ&唐沢峠の案内のテプラーが。。。踏み跡をしばし登ると東屋に出る。



 ここから少しの間、関東ふれあい道を大山方面に向かい、途中の尾根を左に下降するのだが、オイラのエアリアには道表記は無い、無いので1/25,000の地形図とGPSでこれから下降すべき尾根に当たりを付けて先に進むとありました、ロープで閉鎖されて案内板も無いが踏み跡はちゃんと残っている尾根がありました、ここを左に折れてこの尾根を下降する。

 ここも尾根の一番上とテープを拾って降りていったのだが途中で沢に降りてしまった、ありゃりゃ?まぁロープもあるし、このまま下降しても目的地に着くので良いのだが、今回の目的とは少し違ってしまうので、引き返すというか、引き返しはしないがGPSで現在地を確認しながら尾根に取り付き沢に降りないように巻いていく、巻いて巻いて登って行くと仕事道に出たので、GPSと地形図を確認しながら仕事道を登ると先ほどの尾根に出たので、忠実に尾根を下降して行くといつしか尾根は終わり、東屋に出る東屋からは少しの歩きでキャンプ場でた、此処までくればもう駐車場は目と鼻の先、お疲れ様でした、今回も未知の尾根を歩くマイナールート山行をやってみたのだが、途中で尾根から間違って沢に降りてしまったのが反省点、途中で分かりにくかった場合は己の勘も大事だが、文明の利器であるGPSをもっと見ながら行くべきなのかと反省、しかしながらGPSを片手に見ながら歩くってのもそれはそれで機械頼り過ぎて嫌なので、今後はバランスをみながら歩くとしよう。



  

09:05 無料駐車場出発
10:00 見晴台着
10:20 同上発
11:40 大山山頂着
12:25 同上発
12:50 ネクタイ尾根下降地点
14:20 唐沢峠
14:30 P893 尾根分岐点
16:15 無料駐車場到着