平成21年9月13日  
奥多摩 多摩川水系 水根沢谷          (日帰り)


今回は、もう秋なのに、気温もそんなに高く無いのに奥多摩の水根沢谷にやってきた、今回のメンバーは顧問やまぶし、塾生の勝蔵、新人コパ、コパがまた水でチャプチャプ遊びたいとうので水根沢谷にしたのだが、この水根沢谷は勝蔵は2年ぶり、やまぶしは8年ぶりの再訪なので随分と渓相は変わってしまっていた。

とは言え最初の釜や次の釜は変わらずに深いのでこの時点ではオイラたちは気が付かずチョイト苦労しながらやまぶしが突破、やはりここ一番の突破力は健在なのだ、オイラとコパはお助け紐を出してもらいクリア。

しかし、その後はすっかり釜の埋まってしまった沢をドンドン遡行することに、、、
以前は泳いでいたゴルジュもひざ下位の深さのものもあり、まるで別の沢のような感じがした。
以前は取り付くのに苦労した場所も取り付きまで歩いていけるので簡単に登れる、この沢の核心部は最早、最初のゴルジュだけとなってしまったようだ。



両側が狭くなった3mほどの滝を越えると、これまた釜のすっかり埋まってしまった場所に一応滑り台のような場所があるのだが、ソイツはちゃんと残っていた、しかし前日雨が降ったにもかかわらず水量は少なめで滑りはイマイチであった。



その後、枝沢が入る山葵田跡を過ぎ、連続する小滝を越えるともうフィナーレの半円の滝に着いてしまった、コースタイムは2時間半と記載されていて以前はソレくらい掛かったのだが、今回は1時間半で着いてしまった、以前のような沢のグレードではなくなっていたのが残念なような寂しいようなそんな感じがしたので、せめて半円の滝では楽しもうと天然のウォータースライダーを寒さに震えながら楽しんだ。
この半円の滝を過ぎると遡行は終了となる、この上に行っても平凡な渓相で遡行価値を見出せないと書いてあるが、ここまでだって相当釜が埋まっていたので、ますますこれ以上遡行する気は失せた。



半円の滝で遊んだ後は、川原で昼飯に暖かいものを食い震える身体を思いやる。
この水根沢谷はもう半円の滝だけが魅力かな、かなり釜が埋まってしまっていて当分は復活しないと思われる。
この後水根沢林道を下ること30分で車を停めた場所に出る。

11:10 水根沢谷キャンプ場横から遡行開始
11:50 両側が迫った3m程度の滝通過
12:00 滑り台通過
12:25 半円の滝到着
12:50 遡行終了