平成21年5月10日
鋸山(ノコギリ山)=正式名称は乾坤山  329.4m


以前、金谷から久里浜までフェリーに乗った時に見上げて気にはなっていた鋸山、正式名称は乾坤山というのだそうだが、鋸山の方が有名なので便宜上此処では鋸山と呼称する、日本寺の無料駐車場にバイクを停め、拝観料を600円払って歩き出すと5分で日本一デカイと寺が自慢している大仏様に出くわした、へぇー立派なモンですな、日本寺の境内が鋸山全体だというので、拝観料を払わないと頂上にも行けないらしい。
大仏様(薬師瑠璃光如来)を拝んだ後は頂上に向かうべく石段を登る、この山は石段じゃない坂道は無いのだろうか?


全体的にこんな感じの石段が延々と続く、結構人出は多く皆さんゼェーハーゼェーハー言って登っていた、まぁなこんなに階段があるとは思わないよな、オイラも山登りとかやってなかったら絶対にイヤになると思うような階段だもん。

二天門を潜り、西国観音を過ぎるとあっという間に頂上です、流石に低山だけあって頂上までは正にアッと言う間に着いてしまう、でまぁ下が頂上からの眺めなんだけど低山だけに特にどうと言う景色な訳でも無く房総丘陵が見えるって訳さ、しかし千葉県ってのはほんとに山が無いね、頂上の近くに地獄のぞきってたいそうな名前ののぞきがあったので拝見してみると、大したこと無さ過ぎるので写真も撮らなかった。



頂上まで来たし、次は百尺観音を観に行く、折角拝観料を払ったんだからな、隅々まで見るぞ!
頂上から階段を少し下り右に曲がると両側が切り立ったと言うか切り取られて切り立ったというか、そんな道があってそこを少し歩くと百尺観音のお出ましだ。

へぇーすごいねぇ、バーミヤンとかルクソールみたいじゃん、もっとも出来たのが昭和41年5月だっていうから観音様としては新しい、交通安全の守り本尊らしい。

因みに下の写真が先ほどの地獄のぞきを下と横から撮ったもの、写真では見えにくいがフェンスもしっかりしたのだが着いているし全然地獄ではないのだ。
百尺観音を観たら後は頂上まで登り帰して下りるだけ、取りあえず来た道を下り坐禅石のところを右折し千五百羅漢を見物しながら下る。





平らなところはこんな感じで土むき出しのところもあるが、殆ど石段である、しかも拝観料取ってるくせに倒木ほったらかしのまま、坊さんちゃんと片付けてくれよ。
千五百羅漢は損傷が激しいのもあって、結構ボロなのと最近作ったのかちゃんとしているのがあった、奥の院無漏窟ってたいそうな名前を期待してやってくると。。。



←奥の院無漏窟
凄いんだろうけど、凄さは伝わらないな。

じゃぁ不動滝はどうじゃ?
何やらお湿り程度の雫が垂れてました、まぁな標高低いしね、湿ってるだけでも滝と呼んであげよう。



通天窟って古い建物を過ぎると、イキナリ真新しい立派な本殿が!
フムフム薬師本殿とな、平成19年に完成か、そんで隣にあるのは大黒堂で平成17年に完成とな、儲かってまんな、お坊さん。
完全復興の日も近いんじゃないの。




此処、鋸山は観光の山であり、お寺さんでした、ハッキリ言って山登りって感じでは無いです。

12:20 駐車場出発
12:25 大仏様鑑賞
12:35 頂上到着
12:45 百尺観音鑑賞
13:20 駐車場到着