平成20年3月2日
富士 二ッ塚&双子山 山スキー(単独行)
御殿場口のゲート前は車がいっぱいで停められなかったし、すぐ横にある駐車スペースも満杯だったので数百メートル下の太郎坊付近の空きスペースに車を停める事が出来た、もし駐車ペースが無かった場合のことを考え、折りたたみ自転車も持ってきたのだが、使わなくてすんでよかった。 今日は夕方から用事があるので早めに切り上げられる場所ってことで、富士の宝永山から滑ってみようと思い8時過ぎに出発する。 |
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車を降りたら出だしの林道歩き、此処からシール着けてシール登高で行く、こりゃ帰りは車までスキー履いてこれるので楽だね。 途中で御殿場口から来る道に合流。 |
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ドーンと富士山が見えますな、登りは御殿場口登山道を登り途中で左に折れて宝永山に行く予定、相変わらず距離感のつかめない山だねぇ此処は、まぁ今回はシール登高なので背中の荷物は軽く、足取りも軽やかにズリズリと登っていくが、やはりでか過ぎる。 もう二ツ塚よりも高度は高い、今はどの辺りだろうか?なにやら建物があるのだがよくわからない。 そうこうしているうちに段々ガスってきやがった、ありゃりゃ、まぁ風が吹けばガスも消えるであろうと思い、取り合えず登山道に点在する杭を目印に高度を稼いでいくと。。。 |
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そのうちに完全ホワイトアウト、あーんどうすっかね? その場で止まってると寒いし、 方向がわからないと動けないし。。。 |
って事で、はなはだ半端な位置ではあるが今日は此処から滑ってしまえ! |
二ツ塚が右前にあるはずだから斜め右方向を目指して カリッカリの斜面を滑り始める。 少しすべるとガスが晴れた。 |
嗚呼じゃぁもう一回登り返そうか?と振り返るとやはりガスってるので二ツ塚と双子山を滑って帰る事にした。 |
あっという間に二ツ塚下に到着 |
雪の無いところは、ザックに着けて登るのだ。 |
二ツ塚山頂、不思議なことに雪が無い、 っていうか日当たりが良い所は雪が無い。 |
振り向けば宝永山、やっぱ登り返すかとチト思ったのだが左にあるでかい雲を見てあきらめる。 |
んじゃ、二ツ塚からGO!!! 結構滑りづらい、悪雪で有名な富士、そりゃパウダーなんて期待してないけど、カリカリやザクザクの繰り返しで結構怖いんですけど。。。まぁ良い練習になるのだろう、きっと。 |
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すぐに双子山に到着、またもや板を外して担ぎ上げる。 |
双子山の頂上には伊邪那岐(イザナギの神)と伊邪那美(イザナミの神)が祀られていた。 |
双子山から見上げる宝永山から二ツ塚となかなか良い感じのバーンが続くのだが、雪質は悪雪でした、残念! 双子山から降りる時もカリカリバーンでチョット怖かった。 北斜面はまさに氷なのだが、北斜面滑らないと帰れないもんなぁ。。。 あのまま上に登っていればガスが晴れたかもなぁ、実に山の天気はわからないものだね。 |
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まぁしかし、高度を下げるにつれ雪質も変わり滑りやすいとは言いがたいが、だいぶマシになってくる。 まぁ景色も良いし快適に滑り降りるのだ。 |
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車までスキーで行けるので結構な距離を滑ってこれる、 樹林帯に入る前に振り返って一枚。 |
来た道とは違うのだがなにやら道らしき感じなのでスキーのまま行ってしまう、御殿場口のゲートに出てしまった、少し登り返して太郎坊へ抜ける道を滑る。 |
途中で通行止めを無視したハイラックスがスタックしてて皆でアタフタしていたが、別に助ける義理も無いのでシカトしてやりすごす、今回は時間も無かったので1本で終了、しかし天候しだいだが宝永山ならば2本位出来そうな感じではある。
太郎坊出発 | 08:10 |
雪に埋まった建物 | 10:30 |
諦めて滑り出した場所 | 11:00 |
二ツ塚下 | 11:30 |
二ツ塚頂上 | 11:40 |
双子山下 | 11:50 |
双子山頂上 | 12:00 |
太郎坊 | 12:25 |