平成19年8月3日    
筑波山(877m)


夏休みを利用し、故郷茨城は石岡市に里帰りしたオイラ勝蔵ではあるが前々から家族を筑波山に連れて行こうと思っていたので今日は家族連れで筑波山にやって来た、なんたってこの筑波山に登るのは小学校以来30年振りに登ることになる。
5合目にある友人のやってるお土産物屋さん「筑波館」に車を停め筑波神社に先ずは御参り。
2日後の8月5日は「天下の奇祭がま祭り」があるらしい、毎年8月の第1週目の日曜日に行うらしいガマ祭り、オイラ未だ未体験也。



神社ヨコのケーブルカー宮脇駅に行く途中、小さな石の鳥居をくぐって御幸ヶ原コースを登る、古くから保護されているので低山とはいえデカイ木ばっかりだ。
この御幸ヶ原コースは登り90分、下り70分だが時間に余裕があれば御幸ヶ原コースを登り男体山に登った後女体山に登り、そこから白雲橋コースで筑波神社に戻ってくるコースをお勧めします。
お勧めしますが、全くもって我が家の家族どもは根性と体力と気合が無いので、今回は御幸ヶ原コースで山頂に行き下りは文明の利器ケーブルカーにて降りて来ることになろうとは、なんとも情けない話なのだ。。。



太古の巨木の森を登りながら30年前を思い出そうとはしてみたものの、細かいディティールなんぞは覚えているわけも無く只々新鮮に山道を登っていけました。
男女川を過ぎると階段が出現。

開けた此処は頂上ではなく、男体山と女体山の鞍部、だだっ広いです、お土産物屋さんだらけです、ちょっとした街ですなこりゃ。
修学旅行の学生さん達が木刀買ったりするんだよね、こういうお土産物屋さんってさ。
多分30年前と変わらない風景なのだろうな、30年前も回転展望レストランはあったしね。
たしかオイラは木製の脇差を買った記憶がある。

周遊コースなんてとんでもないってくらいバテているオイラ以外の我が家の家族どもは足取りも重くコレじゃ何時になったら降りられるか分からないので(夕方から用事あり)帰りはケーブルカーに利用することにした、それなら先ずは女体山に行こう!
女体山に行く途中のセキレイ石
次はがま石、がまの口に石を投げ入れると良いことがあるかもしれないが具体的には何も書いていない。
取りあえず家族全員石を投げ入れてみた。



ハイ、鞍部から女体山頂上までは約15分、筑波山は双耳峰の山でイザナギの神とイザナミの神が奉られている由緒正しき山なのだ、でその女体山(イザナミ)からみた男体山(イザナギ)。
女体山の頂上は岩がゴロゴロしていてまぁ山の頂上っぽい佇まい、女体山の方が頂上は男っぽく、しかも標高も高い、そういえば30年前も一番高い岩を探して登った事を思い出す。


ご存知のように筑波山は深田百名山のなかでも数少ない1.000m未満の山だ。
優しい山でっせ。


では今度は男体山に、鞍部の街を抜け男体山頂上までは鞍部からやはり約15分。
男体山から望む女体山。

男体山の頂上はこんな風にお社が建ってるだけで岩とかは無い、しかしこの筑波山自然が豊富だ、久しぶりにオニヤンマを数匹見かけた、なんか良いもんだな、やはり神社で保護されてて太古の杜がそのまま残されているからなんだろうな、素晴らしい!
絶対保護するべきだ。


と、熱い思いで周りを見渡しながら下山するときはケーブルカー!
山頂駅から終点宮脇駅まで。
       

今回は山に登ることが好きではない者達が一緒だったため時間が大幅に掛かってしまったし、またブラブラ観光しながらなのでやる気の無い山行なので全く参考にはならないと思いますので一般的なコースタイムを紹介しておきます。

コース名 登り 下り
御幸ヶ原コース 90分 70分
白雲コース 110分 95分
迎場コース 60分 50分
おたつ石コース 40分 35分
自然研究路 120分