平成19年7月22日  
丹沢 大山(1,252m)     単独行


来週末の山行に備えて、足慣らしとでも言いましょうか、ギアのテストとでも言いましょうか、雨が上がったばかりの大山に来てみた。
今回始めての表参道からの登り、以前はカンズコロバシ沢から登ってみたり、大山北尾根から登ってみたり、あぁ初めて大山に登ったのってかれこれ13年前に下山塾の顧問のやまぶしに連れられ、日向薬師から登ったのが最初と記憶している(七沢温泉だったかも?)
まぁ何はともあれ正面から堂々と参道を行くってのは初めてなのだ。
市営駐車場(600円)に車を停め、歩き出すこと15分ほどで追分なる場所に、下社まで5分しか違わないのに男だ女だぁ書かれちゃぁ男坂を登るしか選択肢は無いだろうに!



今回試してみるのは、文字通り足慣らしの新しい靴、ICIのバーゲンで購入したケイランドの軽登山靴&これまた別の機会のICIのバーゲンで買ったジャックウルフスキンのハイドレーションシステム、果たして使いやすいのかどうか?

先刻まで降っていた雨のお陰で岩はツルンツルンのピッカピカ、凄い滑るのだ、この男坂殆ど階段です、殆ど階段って事は当然上りはキツイ訳で、しかも面白くない。

30分ほどで下社に到着、湿度何パーセントか知らないが、限りなく100パーセントに近いような気がするのは、決して気のせいではないと思う超蒸し暑い登り、汗をかいても一向に気化されないのでビチョビチョになりながら歩いていく。

下社を過ぎて、大山山頂を目指すとこういった普通の山道に入ります、良かったぁこのままずーっと階段だったらどうしようかと思っていたのだ、ハイドレーションシステムはザックを降ろさずとも水分補給が出来るので中々Good!喉が渇く前に水分補給出来るのも身体にはいい感じだが、水の消費量は多めになりそうだ。
靴はソールが軟らかいのでスニーカーで歩いているような感じがするが、まぁ夏はこんなんで問題ナシだろう、当然こんだけ柔らかいとアイゼンは4本ツメの簡単な奴以外は着けられないだろう。

ガスの中を、登っていく、雨上がりなので視界は悪い。   


そんな富士見台からの眺めは今日はこれ。
晴れていたらきっと絶景なのだろう、茶店置く位だからね。

11:00に奥の院(山頂)到着         

山頂は日曜日の大山にしては少ない人数、メシを食っていると、おじさん達の談笑が聞こえてきた、「コレ、イトーヨーカドーのポイントで貰った万歩計、歩数だけじゃなく消費カロリーと歩行距離も分かるんだぜ、凄いだろ!」 
「へぇー因みに今日は此処まででどのくらいなの?」
「あぁーん、セットしてないからわからねぇ」

なんじゃそりゃ!なんじゃーそりゃ!と心の中で思いながらラーメンを啜る。
                           11:30頂上を後にし来た道を降りる。



もうすぐで下社だってところで白山神社なるタテ看板を見る、あれ?登りでは見かけなかったがなんじゃろかと思っていると下社が見えた、なんだかよくわからないが、チョットだけ違った道だったんだろうな、下社を過ぎてこんな看板が。

暗くは無いが今度は女坂を下ってみよう      

       ほんとに電気が点いている

女坂も男坂と同じような石段の道だ、でも所々に平坦な道があるだけ、多分男坂も女坂も同様に疲れるのではなかろうか?
女坂には七不思議があるらしいがまぁ大した不思議は無いのである。



矜迦羅童子(コンガラドウジ)の像         
それでも、此処大山は信仰の山、今日も大山講の人々が白装束で杖突いて登ってました、童子の立像もあちらこちらに立ってて、まぁ観光にはなる。
フラフラあちこち見て歩いていると、間違えてケーブルカーの途中駅に着てしまった、ありゃUターンし大山寺を左に折れる。



大山寺の童子像郡                
不動前駅からはほんの少しで追分に到着、追分からは10分で駐車場だ。
今回始めての大山表参道詣でだったが、まぁ家族連れのハイキング等には良いんではないでしょうか。

市営駐車場発 08:40
下社 09:30
山頂(奥の院) 11:00
同上発 11:30
市営駐車場着 12:40