平成19年5月20日

富士山 本7合目から滑降 (山スキー)


ハイ、今回は塾長が用事があるとかで、スキーには来れなかったのだが、単独で試しに富士山でスキーをしてみました。
前夜に須走口の駐車場(無料)に車を停め酒を飲んで就寝。

翌朝、有料トイレ(100円)で用を足して6:35出発!
しかし、登山道入り口には、通行止めやら通行禁止のタテ看板がワンサカあって侵入者をブロック!
でも、ちゃんと隙間が作ってあるのでその隙間から登山道に侵入!

登山道はこんな感じ。             

駐車場(新5合、約2.000mからおよそ1時間後に休憩。

振り向くと山中湖と丹沢             
      
    さぁ、富士の雪解け水ですよ、ぶえぇ。

約1時間ごとに10分の休憩で登っていくのだが、如何せん単調でツライ!
富士山に登るバカに、登らぬバカって言葉があるらしいが、阿波踊りと一緒なら踊らにゃ損々!って感じで登って来たが、景色の変化のしなさっぷりに改めて富士の大きさを実感する。
それでも、遠くの景色は変わっていくのだ、遠くの景色で判断しましょう。

すでに雲は、自分と同じ高さ、此処は何mなんでしょうか?
因みに今回は須走登山口から入ってはみたものの、登山道は一切使わずの直登なので目印が無く、分かりません。
蒼過ぎる空を目指して、ひたすら高度を稼ぐのみ。
3回目の休憩後アイゼンを履く。

頂上は、まだまだに見え、でも直ぐそこに見え。。。

車を止めた駐車場は結構小さくなってきたよなぁ、駐車場で2.000mってことは此処は???

おぉ、早くも滑り出している人発見!     

        あぁ、早く滑りてぇーなぁ。。。

おっと!駐車場が見えない!
こりゃ、戻るときの目印を探さないとイカンねぇ。。。
目印、目印、、、無いなぁ。。。

こういうときにGPSって威力を発揮するんだろうな、    
持ってないけど。     


駐車場は見えないが、しょっちゅう振り返りながら登り、下山ルートを覚えながら登る。

さて、後1時間半から2時間も登れば頂上のはずだが、如何せん雪が硬くなってきた、ここら辺で引き返す人も多いようだ。

まぁ、確かに硬くなってるねぇ、えぇーどうしよう、頂上まで行くか、今回はひとまず頂上にはこだわらないか。
オレの技術だとカチンコチンなアイスの急斜面を絶対に転ばずに滑る自信は無い、転ぶと此処って止まらないもんねぇ。。。

って事で遠くに見える建物やらで判断すると本7合目付近らしい、(登山道じゃ無いので正確にはわからん)此処から滑る。

あんなに時間が掛かったのに、滑り降りるときはあっという間だね。
えぇ、分かってます、分かっててやってるんです。

それでも、あっという間でも1本の重みが違うのが山スキー

疲れたが、面白かった。

帰りは、こんな下山道なる鳥居がお出迎え、「下山道」 下山塾の追い求める道なのか?

帰りに新5合目まで富士山見物に来た人たちに好奇の目で見られる、「スキーやってるよ」 「スキーなんて出来んだ?」

結構な人数がやってたよ、とは言わずソソクサと車に戻る
富士山スキーもうしばらくは出来そうだ。

06:35 須走口駐車場発
07:40 10分間小休止
08:45 10分間小休止
09:40 10分間小休止
10:40 10分間小休止
11:25 本7合目付近から滑り出す
11:40 雪が終わる
11:50 下山開始
12:25 駐車場着