西沢本棚沢
平成18年8月20日

今回は、沢初体験者のサイを連れて西丹沢の西沢本棚沢に行ってきました、白山書房の東京周辺の沢によればグレード1級上でお勧め度★★の面白そうな沢だと思い出掛けてみた、今回は塾長ケンと俺(勝)とサイの3人、西丹沢自然教室近くに車を停め、畦ケ丸に向う登山道を歩いていく。
さて広河原まで来たので、もうここからは入渓。
          
ガイドブックではまだまだ先というか本棚手前からの入渓になっているが(遡行興味がそそられないって事か?)登山道歩いててもしょうがないので俺たちぁ遡行するするのさ。

最初はおっかなびっくりのサイ

 この沢本当に綺麗な渓相、魚も多く釜には必ず魚影を見た、釜には白砂が溜まりより綺麗な色をしている。

少しは慣れて来たかな?
 3度堰堤を高巻き、小滝を越えて遊びながら本棚に向う俺たち、登山道とほぼ並行なので、見物の方々はいたが気にせず楽しむ、少々はしゃぎ過ぎたか?本来の遡行開始ポイントまで1時間以上掛かっている、でも沢見ながら沢の装備して登山道歩くってのもなぁ、って感じで本棚に到着したのが11時位、一本立てる。
       
 本棚70mか、凄いねこりゃゴイスだよ。  
  

 お約束というか、取りあえず滝に打たれてみよ!との指令に打たれるサイ、とはいえ70mであるマトモに打たれれば死ぬと思うので、端っこのほうでね。
 さてここからが本番である、マズは本棚を巻きます、ガイドブックを見ると「右岸のルンゼからブッシュを辿り小尾根状に出て適当なところから沢に戻るが、沢に戻るところが難しくやや判然としない」ほほう、ちゃんとした巻き道は無いって事ですな。
山や沢の初心者に高巻きというのはかなり難しいようで、ザイルを出してサイを確保しながら登る、5ピッチ位か?忘れた。
 F1(つまりは本棚)を高巻き、沢に戻るところは確かに判然としないのでラペリングで下りる、初めてのラペリングに緊張するサイ。
 まぁ良い経験になっただろうが、チト難しいところに連れて来過ぎたかと一瞬思ったが、思ったところで引き返すわけには行かないのである。

さっそく泣きがはいるサイ。



 F2の5mは左岸から高巻きますが、この高巻きが難しくホールドが脆いので、ザイルを出して確保しながらの直登の方が簡単と判断し上からザイルを垂らす、サイを引っ張り上げ、ケンがラスト。
 この後7mのナメも直登困難右から小さく巻くと書いてあるが、同じように高巻きが悪く、俺とケンで巻いてみたが、滝直登の方がサイには簡単と判断しザイルを出す、その後F4の8m倒木の滝、ここも右岸を巻くがやはり脆い、結局総ての巻きでザイルを出す事になったが、それはそれで良い勉強になったのだ。
この滝を過ぎると、綺麗なナメと小滝が連続する綺麗な渓相になる、
ゴーロで飯を食う13:30。
飯を食って、ケンと俺だけ乾杯し(サイにはそんな余裕は無い)後は綺麗なナメ床の小滝を楽しむ。

5m滝、右を直登、ヌルヌル滑りやすかった。
 スダレ状の滝は、正面が逆層で右の滝の方が登りやすいがホールドがヌルヌルなので高巻く事に。
       高巻いて少し歩くと二俣になる、二俣を過ぎてまた二俣、また二俣、あれ?遡行図とチトちがうなぁって事で、小尾根に入り登山道を目指し詰めていく。
     
 10分も詰めただろうか、登山道に出た。
右に行き善六のダワ経由で西沢出合に向う。
 詰め始めてからガスが掛かり、暑くも無く快適に詰めることが出来たのだが、沢がはじめてのサイは道ではない、全く人気が無い山にチョイビビリ気味だったようで、登山道に出てからは少しは安心したのか笑顔に戻ってくれた。

西沢に戻ってきて、
ケンが釜に飛び込みクールダウン。

サイもクールダウン&ダウン
 

 無事西丹沢自然教室に4:30到着、お疲れさん。
この沢直登困難な滝が多いが、それ以外は綺麗な渓相で眼を喜ばせてくれる気持ちの良い沢だと思います、個人差もあるのでしょうが沢初心者だけでの入渓はどうかな?って感じでした、沢バージンのサイは怖いの半分、楽しいの半分、結果総じて楽しんでくれたようでした、今度はもっと楽で楽しい沢に連れて行く事にしよう。