H18年4月1日   小仏城山〜高尾山  
                      (日帰り)


前々から予定していた、山スキーが悪天候のため延期になり、何も無い週末となってしまったが、このままボォーと過ごすもの芸がないと、花見をやろうって事になり、此処相模湖駅にやってきた、何故相模湖駅かというと、実は俺にもわからない、前日に塾長のケンからJR相模湖駅に9:00集合ねってメールが着たから、そうしたまでのこと、詳細等全く知らされていない、ミステリーツアーなのだった。

駅前のよろずやで朝飯と昼飯と酒を購入、レジで「桜を撮りに来たんですか?」と聞かれ、いや特に写真を撮りに来たわけではなく、ブラブラしに来ただけだと答えると、「あ、そうですか、桜はまだ咲いてませんもんね、東京は満開でしょうが、こっちはまだ2分咲きですよ。」と教えてくれた、あぁそうなんだ、写真を撮りに来た訳ではないが桜を見に来たので、ちょっとがっかりだがまぁしょうがない、「ハイ行くよぉー」との塾長の声に着いて行くと、直ぐに相模湖&ダム、この先何処良くの?って聞いたら着いてくりゃ分かりますよ、俺も良く分からないからって答えが返って来た、んーミステリーツアーなのだ。
   テクテク、歩いていくと弁天橋と旧弁天橋をわたる、やっと山っぽくなってきたが、直ぐに一般道に突入、あれ?
地図は?「地図?そんなモンいらないんですよ」だって。
まぁいいや、塾長の後を着いて行く、ついていくと畑を突っ切って藪山に入り藪漕ぎしながら山頂を目指すつもりらしいが、横を見ると綺麗な東海自然歩道が見える、だったらあっちにしましょうよ、と東海自然歩道を行くことに。
何処かの山を越えて高尾山を目指す事に。。。

登り口にあるトイレ、立派だねぇ。

このトイレタヌキの飲み水なるものが置いてあったが、何がありがたいのか?お供えのお金も入っていた、アルミが溶けてタヌキが馬鹿になっちゃうんじゃねーの?

さて、ここからは普通に山道が続く、毎度毎度の事ながらサッサとのぼる塾長、それに比べて俺の足取りはいつもながら遅い、まぁそれが各々のペースだからね、しかし暑いねぇ、明日は崩れるというが本当だろうか?
崩れなかったら、日本全国にいる天気予報士の方々はもう辞めたほうがいいな、他の誰でもない俺達の為に。

丹沢山塊に雪が付いていた、こうやって冬から春に移行しているだね。

まだ、緑の無い稜線部を歩いていく、この先のピークで一本入れようと、しばらく歩くと小仏城山なる山頂に到着する、山頂は広く見晴らしも良い、売店も出ていて手ぶらできても困らない山頂だ。

此処で一本入れる、時間は11:00.
んー微妙な時間だねぇ、まぁとりあえず一本だけビールでも飲みましょうか、カンパーイ!

一本で収まるわけも無く、結局此処で昼食となった、持参した酒は麓で買った「相模灘」まぁ普通の酒。
ホテイの焼き鳥の缶詰を暖めるべく、塾長が取り出したのが、プリムスのマルチフェール対応のガソリンバーナー、ヤケに派手な燃焼音が山頂に響き渡り、皆さんの注目のマトとなる、しかも乗せているのは焼き鳥の缶詰オンリー。

焼き鳥を暖める際に、缶がゴトクよりも小さいので俺のコッフェルの蓋の上に缶詰を置いて炙ったのだが、終わってみると、青かったコッフェルの印刷は黒く変色し、蓋も熱により変形していた、結構火力強いんだね。

なんだかんだと、ビール2本、日本酒一本飲んで、昼飯にカップラーメンとおにぎりを食い、花見宴会は終了(まだ咲いてなかったけどね)



さて、13:00に小仏城山を後にし、一路高尾山を目指す、城山からは殆どが緩やかな下りで、最後にほんのチョットの登りがある、そこを登ると高尾山に到着、結構な人出である。
13:40高尾山到着。

此処にも、桜は咲いてません、でもこの山頂桜の木が多いので、桜の時期にはかなりの人出が予想されますな。

オッ!桜発見

そんじゃぁ、ビール買って、此処で改めて花見だね。

この高尾山、道が多いねぇ、ビックリしたよ、で下山路の一つを下っていくと「ビワの滝」なる、しょぼくれた滝に到着、このショボクレ滝で修験道の行者が滝に打たれながら何やら真言を唱えていたね、今日は暖かくて楽だろうなぁ。
その後、ブラブラ歩いていくと、登山口の駅に到着、そこを通過し歩くことしばし、高尾駅に到着。

高尾駅周辺で一杯やろうと思ったが、駅周辺に店が無い、店がなけりゃ帰るしか無いね、いやぁほぼ徹夜明けの俺の為にお気軽お手軽コースを用意してくれた塾長ケンに感謝、面白かったよ。