平成17年7月19日
瑞牆山 2230.2m     (日帰り)


 まいど、ましらの勝蔵です、突然会社が休みになり、以前から山に連れてってくれと言う同僚を誘い、奥秩父の瑞牆山にやってきた。
 この同僚(テクノ)はこれから山登りを始めようと思っているらしいので、だったら最初はキツク無く眺めの良い素敵な山って事で、此処瑞牆山を選んでみた。
 瑞牆山荘前に車を停めて、8:35に富士見平に向け出発。

 富士見平9:05着、5分休憩後出発

 この瑞牆山、何年も前に塾長に連れてきてもらって感動したのと、やはり何年か前にその感動を伝えようと、師範を案内して来た初めての山が瑞牆だった、思い出すなぁ。

 下から見た瑞牆山を観て、「登れる気がしない、道はあるんですか?」とテクノ
 
 ←桃岩

 なんだか、桃岩にツッカエ棒がやたらとしてある、否、桃岩だけでなく色々な巨石には必ずと言っていいほどツッカエ棒がしてあるが、こりゃぁ一体何だい?棒を外した途端に岩がこっちに転がって来たら怖いので触るのはやめにした。
   今日の下界の気温は30度を軽く突破しているようだが、樹林帯の中は適度に風が吹いてて涼しく、快適なトレッキングを楽しむことが出来た、巨石がゴロゴロしているのを観て感動するテクノ、見るもの聞くもの感動しっぱなしの様子。

 テクノ吉、週1で夜な夜な走りこみをしているそうで、ちゃんと付いてくる、口で息を吸うでもなく、普通についてくる、真新しいザングツとザックが眩しいねぇ、こりゃ期待できるかも。

 取りあえず、初めてなので1時間歩いた所で10分休憩のペースで歩くが結構良いペースで登ってきたので、休憩後じきに頂上っぽいなぁ、大日岩が殆ど同じ位の高さに見えてるしね。

 休憩したところに咲いていた石楠花。

 休憩後、少し歩くとイヨイヨ瑞牆のニョキニョキ巨石群が見えてきた、ここら辺からは、岩をヨイショ、ヨイショと登っていく様な登山道になってくる、「スゲー」を連発しながら、テクノが付いてくる。

 10:35頂上到着!
絶景に感動するテクノ吉!
うんうん、そうかそうか、連れてきた甲斐があったってなもんだい。

 ひとまず、酎ハイで登頂に乾杯!
景色を眺めながらの、超ゆっくり昼食に入る。
 「こんな景色、観たことが無い」と感動ひとしお。

 おぉ、これがあの、下から見たときの横っちょのニョキと生えてる奴だと、ヤスリ岩を教えたり、あれが金峰だの五丈岩だのと、少ないながらも知っていることを説明したりしながら、飯を食う。

 12:00頂上を後にする、ここを離れたくないと岩にしがみつくテクノ吉を引き剥がし、下山開始。
 来た道を帰る、下りも普通に付いてきた、走り込みが効いてるね。

 天鳥川付近から見上げた瑞牆山。
「あそこに登ってきたんですか」と振り返って噛み締めるテクノ。

下山途中、テクノが里宮神社に行きたいというので、ほんの少しより道をする、瑞牆、金峰、朝日岳等の山岳信仰の神社である。

 13:30車に到着、しばらく車で走り瑞牆山の全景が見えるところで、山容を見ながら今日の山行を振り返る、瑞牆山、格好いい不思議な山です。

 因みに、この山行後テクノから入塾希望の申し入れがあり、入塾しました。