平成16年8月8日〜10日
槍ヶ岳  3180m   (前夜発2泊3日)

はい、今回は体験入塾生のオサミを連れて、北アルプスは槍ヶ岳に行って参りました、そもそも槍に登ってみたいとオサミが言い出して、連れて行ってくれとの事だったのだが、塾長、師範ともども休暇のスケジュールが合わず、オイラとの二人旅になったのであった。
 沢渡まで車で行き、駐車場に車を停め仮眠する、朝5時10分のバスで上高地に向かう。
 上高地で登山者カードを提出がてら、アルピコ山岳保険に入る(一人1.000円)6:15出発する。

明神岳を左に見ながら、梓川の辺をユルユルと歩いていく、綺麗な風景は、重い荷物を背負ってるのを瞬間忘れさせてくれる、がしかし、やはり重いのであった。
明神岳と前穂高岳の先っぽ。
凄いなぁ、凄いなぁと脳がとろけて耳から流れ落ち、チョッピリ御馬鹿さんになりながら歩いていく。
此処が、小説「氷壁」の舞台になった徳沢園、凄く立派な建物で(今回の山行でボロい建物は皆無だった)イメージしていたものとかけ離れすぎてて面白かった。

 うおづぅ〜かおるがまってるぜ〜。
徳沢園を過ぎ、横尾を通過一の俣で一本立てていると、ニコンF100に28/70F2.8を着けたオッサンが花形フードを沢に落下、慌てて拾おうと屈むとレンズの先っぽがチャプチャプ漬かっている、どうにか拾い上げたオッサンは、半切れ気味に濡れたままのフードをレンズに装着、かなり切ない顔をしていた。
 槍沢ロッジでテント泊の届出を出し、天場に向かう、12:15天場到着、山岳テントじゃないのはオイラ達だけだ、ダンロップモータースポーツのロゴが違和感をかもし出す。

此処がベースキャンプになる。
↑槍沢の天場からみた風景   ↑夕方になるとガスが降りてきます

二日目

明朝、3:40起床、飯食って5:00に槍沢出発、今日の予定は。
 槍沢ー水俣乗越ー槍ヶ岳ー大喰岳ー中岳ー南岳ー天狗原ー天狗池ー槍沢
 
水俣乗越に到着、東鎌尾根を歩く、今日はガスっていてまったく槍が見えない、しかし素晴らしい景観に見とれながらすたこらさっさと槍を目指す、オサミが辛そうに後を着いて来る。

突然!槍が見えた!
おぉぉおぉおおぉおぉぉおぉおぉ!
取り合えず肩まで行って一本立てようか?と振り向くと遥か後方にオサミが居た。
槍の肩に到着、ザックを降ろし空身で槍の穂に登る。
前には大学生の男女グループが「おぉ怖えぇ〜」とか「キャー凄ぉーい」とかキャピキャピキャピキャピ本当に楽しそうだ、振り向くと、オサミが本当に辛そうだ。
小槍、アルペン踊りは踊れないだろう、でも「アルペン踊り」ってどんな踊りだ?踊る場所はなさそうである。

頂上到着、午前中に登ったので、山頂でゆっくり出来ました、槍の穂の渋滞には巻き込まれなかった。

 北鎌尾根、此処かぁ此処が北鎌尾根かぁ。。。
槍の肩に降りると、東邦航空のヘリが物資を運んできた、これかぁこれが日本最強と噂される東邦のヘリかぁ。。。
 と此処でオサミが、「疲れたしついていけそうにないので槍沢に戻ります、」との申し出、えぇえぇ。
 じゃ気をつけて、戻れよ、俺は予定通り南岳に向かうね!
大喰岳に向かう途中で、またガスが掛り槍は二度と姿を見せることはなかった。

で、前方を見るとガスってる、ガスってる、
眺望のないまま、大喰岳ー中岳と越えていく。
ずーっとガレが続くが
しっかりと目印があるので安心して歩ける。


途中で見かけた雷鳥!
生まれて初めて野生の雷鳥を見た!
サンダーバード!(実写版)

で、南岳に到着、
晴れていれば穂高が良く見えるはずなのだが。
 さて、天狗原に向けて出発だ。
     
天狗池、ガスっていて当然逆さ槍は見えません、南無〜,
ここら辺で雨が降ってきた。
14:40分槍沢到着、ビールがないので下の槍沢ロッジに1時間かけて、ビールを買いに行き、乾杯!
乾杯の直後の豪雨、テントの中で酒盛りは続くが、気がつくとグランドシートが濡れている、うーん、帰ったらシーム剤やスプレーしとこうっと。

三日目、3:00起床、5:00出発。

すたすたと上高地に向かう、途中の池
2:30に隣のテントの学生共が大声で騒ぎながら、出発の準備をし始めたので、うるさくて寝ていられないので、シブシブ起きる、「まったく馬鹿学生ドモが!」

 河童橋近くの端の上から撮影

明神で生ビールを飲んで、あと一息で上高地。
9:40分に上高地着、焼岳を撮ってみる。
今回の山行は実に為になりました、いつもは塾長や師範に連れて行って貰う事が多い中、逆の立場で初めての場所ってのは、凄い勉強になったね、塾長、師範、いつもありがとう。

でもね、オサミは入塾しないんだって、体力的について行けないってさ。。。