平成16年3月28日  前夜発日帰り
白毛門(1720m) 山スキー「赤倉沢滑降」

 今回は、師範とオイラの2人組で、谷川岳山系は白毛門にやって来た、といっても出発前果たして、この暖冬で雪があるのかと心配だったが、ネットで調べると天神平スキー場で積雪3.7mとの情報、おぉこりゃぁ大丈夫だろうということで、前夜に師範を乗せて車で出発、11時頃に谷川岳ロープウェイに到着、早速酒盛りに入る、明朝早く行動したいので早々と1時に切り上げとっとと寝るも、起きると誰もいない、さっさと仕度して土合駅に出発じゃ。
 土合駅の無料駐車場に車を停め朝飯を喰い、身支度を整え出発したのが7時30分、一路白毛門を目指す。
 

此処が今回の核心部?橋、此処結構怖かったです、滑って転んだら川の中、荷物の重みで溺れる事必至。
 実はオイラ、山スキーは生まれて初めての体験!そう!初体験なのだ!(キャ恥ずかし)
 白毛門を目指して登っていく途中、正直な話、何度もスキーを捨てたくなりました、少なくとも10回は捨てようかと一瞬思うくらい、重かった、ザックが重かった。
 スキーとスキー靴(歩きやすいように登山靴で登って滑る時に履き変えて滑る為)の重さがこんなに重いとは。。。「重さはすぐに慣れる」との師範の話だがすぐには慣れなかったなぁ。


 すたすたと登っていく師範、重さには慣れてきたが、そもそもの基礎体力の違いなのか、はたまた経験不足の賜物なのかやはりツライ登りが続く、ここ白毛門は案内書にも「一本調子の尾根登りで傾斜はきつく、木の根頼りの急登が続く」と書いてある、そう書いてある通りでした!
 「非常に、キビシィー!」って感じでゆるゆると登って行く。
 
上の写真は白毛門の由来となった、ジジ岩とババ岩、松ノ木沢の頭から撮影。


 で、ついに白毛門頂上到着、白毛門は殆んどの人がピストンで土合に戻る、この日も笠が岳、朝日岳に縦走していったのは一人しか確認していない。
 とりあえず時間も時間なので食事にすることに、只今12時半なんと夏時間とはいえコースタイムの3時間30分を大幅にオーバー、やはり重さには勝てない、疲れた肉体にはビールが一番!とりあえず乾杯後食事をする、食後にスキーに履き替える事に、ここになってちょっとオイラがビビる、だってスキー自体10年振りなんだもん、ちゃんと体が覚えててくれるか心配だ。

オイラの心配をよそに寝る師範。

振り返ると谷川岳の岩稜が目の前に。

そして目指すは写真中央の笠が岳の手前の鞍部。

赤倉沢の途中から見上げた鞍部、雪庇が結構張り出している。

        
 
 滑り出すと、なんとかなるもんで白毛門と笠が岳の鞍部から始まる、赤倉沢の下降点を探り進入する、此処赤倉沢はあまり知られていないコースで人はいない。
 スゲー!スゲー!とビビリながらも調子こいちゃうと、やはり撃沈。
 日常生活では味わえない縦回転の転び、ザックの重さでどうしても加重が後ろ寄りになってしまうのだが、「そんなもんはすぐ慣れます」との師範の声に勇気付けられながら?気負わずにデカイシュプールを描きゆっくり降りる事に。
         
 しかーし!暖冬の影響か?雪が腐ってて曲がらなくなってきた、オイラだけじゃなく師範もすっ転んでるぞ!、つー事は当然オイラはすっ転びまくり、ゲレンデしか知らないオイラはこんな腐った雪の上を滑った事が無い、初体験キャ!なのだ。
 スキー場のゲレンデが何故ゲレンデ(練習場)と呼ばれるのか本日只今を持ってわかりましたぁ〜!って感じですな、でもいくらゲレンデ(練習場)でもこんな腐った状態にはしておかないもんなぁ、いくらなんでも圧雪はしてあるから参考にはならないよなぁ。
 
 で、初めて山スキーをするオイラの談ではなくて、よく山スキーをやってる師範の話だと、此処赤倉沢はかなり面白いコースだって事、平均斜度もキツクはないし、ずーっと下まで雪が滑って行けて確かに面白い、オイラは初めてだから、当然面白い。
 しかーし、下に行けば行くほど草木の量も増えてくる訳で、ループ状になった木の根っこに板を入れてしまい空中に放り出されたり、凍っている雪に板の先端が刺さりスキージャンプの姿勢で急停止したりと気が緩められない、起き上がるのも嫌な位転びまくった。
 湯檜曽川に到着、此処からは川沿いにスキーでスケーティングしたり八の字で登ったりユルユルと滑ったりで進んで行く、谷川岳を眼前にしながらのスキーは楽しかった、雪が腐ってなければ10倍面白い、10分の1しか面白くなくても、物凄く面白い一日だった。
 途中、湯檜曽川を渡渉、渡渉してみるとマチガ沢や芝倉沢を滑ったスキーヤーのトレースが刻まれていたのでトレースをなぞる事に、結構長い川沿いのスキーハイクを楽しんだ後、終点地は出発地の目と鼻の先だった。

終点地、此処まで雪が積もってる。

出発地が青い屋根の建物の横、終点地が左手前の電柱。