平成十一年九月二十六日
三峰山(934,6m)
鳥屋待沢(谷太郎川水系)沢登り
日帰り、天候快晴、塾長と俺の二人組
鳥屋待沢の車進入禁止のゲートを跨ぎ、林道を歩く20m程の堰堤を
左岸から高巻き梯子を降りる、石が多く水があまり見られない、
少し歩くと足首位までの水深の流れに出る、そこで草鞋を着用すぐに
水の中を進む、小滝と釜を越えてS字2mの滝で釜に落下する。
下半身がずぶ濡れになり怖いもん無しになる、F-1の5mの滝など
ワザと濡れてみたりして通過、F-2(三段7m)を過ぎてF-3(10m)は
左岸から高巻く、3〜4mの滝が続くがホイホイとこなして行く、F-4(5m)
を越え二段3mの滝を過ぎると二股に別れている、右股は7mの直爆だ、
左股に進んでゆくと、ぐっと水量が減り3mくらいのスラブ滝を三つ越えると
左手に50m位の一枚岩が現れる、これを越えるとF-5(10m)のスラブ滝に
なる、左から取り付き登る、更に登っていくとゴルジュの中に2〜3mの滝が
続きその上は水の無いゴーロ歩きとなる、F-6(5m)を高巻き、F-7(三段7m)
を越えるとF-8(12m)に出る、左岸から高巻き3m程の滝を二つ越えて
稜線を目指す、ほぼ四つん這いで登ってゆきやっとの事で稜線に取り付く
右に少し歩き三峰山到着。
下山は不動尻に進路を取り登山道を下山、キャンプ場を越えて林道を
ひた歩く、無事に車に到着(出発点)
どうやら熊には会わずに済んだ、しかし里の近くに熊が出るということは
人間がそれだけ山を傷つけているからなんだろうなぁ、と
色々考えてしまった。
鳥屋待ち沢出合い |
8:00発 |
S字2m |
9:00通過 |
F-1 |
9:15通過 |
F-3 |
9:40通過 |
登山道 |
12:30合流 |
三峰山 |
12:35着→13:30発 |
鳥屋待ち沢出合い |
15:15着 |
登山後記
今回は指向を変えて沢登りなのだ、出発地点の立て看板に「熊出没注意」
の文字が、、、しかも目撃情報がほんの二週間前ときたもんだから、さぁ大変
めげそうになる気持ちに活を入れていざ出発!
歩き出してほんの五分後に手の中指位ある蛭を発見、急ぎ足で行過ぎる、
しばらくして草鞋を履き水に入る、S字滝での滑落はスローモーションだった、
しかし今回分かった事は、俺は高いところが平気だという事と草鞋は滑らない
ということだ、その後は難なくサクサクこなし頂上へ着くと、二人とも地下足袋に
草鞋履きの為、色々と聞かれた。
頂上で飯を食って着替えて下山、沢登りは思っていたより面白く、頭も使う
暑い時期にはもう、沢しか無いね!
付録
今日見た巨大生物 巨大蚯蚓、巨大蛭、雀蜂、女郎蜘蛛、ガマガエル
今日見た奇妙生物 滝登りをする野鼠