その足跡をたどる人々へ
山登りは夢なんだ。それこそ世界中に夢がある。 その辺の川原の石ころからヒマラヤの8,000mまで、まさに夢が無限にある。だから自分は一生、夢を見続けられる |
山野井 泰史 |
不死身だったら登らない。どう頑張っても自然には勝てないから登るのだ | 山野井 泰史 |
楽しくて、つらくて、かっこいい。 |
忌野 清志郎 |
登る行為すべてが楽しい。 | 山野井 泰史 |
情熱という病にかかったら最後、誰もそこから抜け出せない。 | ジャン・トロワイレ |
山は、ロマンティストじゃなければ登れません。 | 松濤 明 |
道のありがたみを知っているものは、道のないところを歩いたことがあるものだけだ。 | 大島 亮吉 |
先を読むこと、身軽であること、不安や恐れは置いて行くこと。 | アーリング・カッゲ |
そこに山があるから登るなんて言わないで、好きだから登る。 山の中にきっと何かがあると信じることです |
芳野 満彦 |
努力さえすれば、それ相応に得られるものがあるのだ。 目標とするルートの困難さが大きければ大きいほど、可能性を期待する楽しみも大きい。 |
吉尾 弘 |
登山は困難な条件や状況であればあるほど、つまり極限状態で頼れるのは、 最終的に自分しかない。自己との対決です。自分に甘さがあればそれは死に直結する。 |
加藤 保男 |
私は山を征服したいのではありません。登れるということを証明したいのでもない。 ただひたすら、私は自分を知りたかったのです。 |
ラインホルト・メスナー |
私はしばしば山に登ったし、また今後も登って行きたい。そしてとにかく、 私は信じている、山は、山を本当に愛するものすべてに幸を与えてくれるものだと。 |
加藤 文太郎 |
ひとつのものが終わると、また次の新しいものがはじまる。私の気持はいつも新鮮だ。 | 植村 直己 |
一歩一歩汗して歩いてきたからこそ今ここにいるんだという自己存在を、私は山登りによって存分に味わうことができた、自分の意思 で行動したという自由さを感じることが出来た。 |
田部井 淳子 |
限界の向こう側のクライミングを行う場合の多くで、問題となるのはむしろ”心”の強さだけだ。 | マーク・トゥワィト |
まず頭で考えろ、お前が何をしたいのかを、そして何が出来るのかを、 アルピニズムは何よりもまず、自覚の問題である。 |
ガストン・レビュファ |
山登り―興味のない人からみれば、それがとるにたらない行為であっても 私がそれを継続していくことで、生きてきたことの証しができるものと信じている。 |
長谷川 恒男 |
ぼくは山が好きだから登る。山へ行くのがうれしいから登る。それだけのことで、 初登頂やバリエーション・ルートを登ったからといって自慢する気なんかまったくない。 そんなもの、あくまで自分の勝手なんであって、手柄でもなんでもないと思う。 |
山田 昇 |
足りないのではと思うくらい大胆に荷物を減らせば、スピードはあがるし、 大自然を強く感じられるエキスパートになるにしたがい、体につけるものは少なくすべき。 |
山野井 泰史 |
頂上に立てるか否かは、その時の状況しだい、重要なのは、生きて下山することである。 | エド・ビエスチャーズ |