令和6年9月8日
多摩川水系 海沢川          (前夜発日帰り)

今回の沢は、奥多摩の海沢川へ、メンバーは大師匠のDさんと勝蔵。
午後から天気が崩れそうだということで前夜発にした、鳩ノ巣駅の駐車場は有料のタイムズに変わっていてこりゃ幕張るわけにも行かないので、海沢園地の駐車場へ。
此処で幕を張り、軽く宴会、翌日は早めに出発、海沢川下部に7:30に入渓する。
左にすぐ林道がある、なんとも不思議な沢、泳いで通過しなければならない釜が数か所ある。
結構水量も多く、(まぁ普段通りなんでしょうけど)水に浸かりまくりで少し寒くなる。
下部は左側には林道があって、コンクリートの護岸が興覚めの所も有ったりするが、淵や釜でかなり楽しめる。
ワイワイ楽しみながら遡行を続けると昨夜のヤド、海沢園地へ出る。
ここからが海沢川上部だ、三つ釜の滝へ行くとなにやらキャニオリングのグループがフィックスしたロープでジップラインを楽しんだり、三つ釜の一番上の釜に飛び込んだりして奇声を発している、まぁいわゆる陽キャって奴だね、三つ釜の滝は水流の左側を登る、楽しそうにキャッキャしているすぐ横を我々は黙々と登っていく。
続くネジレの滝にも陽キャ集団が占拠、しかし此処はハナから巻くつもりなので問題なし。

続く大滝も巻く、大滝と不動滝をまとめて巻いて1ピッチ懸垂下降する、この高巻きが大高巻きとなる、結構ルートファインディング力も必要で面白い沢です。
その後、枠木大滝をやろうかと話しているうちに天気が怪しい雰囲気になってきて、天気予報を見ようにも圏外だし、結構苦労しそうな滝だから取り付いている間に大雨とかだと嫌だし、ってことで今回はここまで、二股を右に行き海沢探索路に出て海沢園地に戻った。
結局雨は降らず、杞憂に終わったがまぁ良いでしょう、欲張るとロクなことはない、この海沢川面白いのでもう一回位来てもいいし、その時は下部を楽しんだ後、探索路を使い途中まで登り、今度は枠木大滝から上を楽しむのもありだよなぁ。