平成23年8月7日
谷太郎川水系 鳥屋待沢 左俣 日帰り
ハイ今回は丹沢の谷太郎川水系鳥屋待沢にやって来た 実はこの沢、超久しぶり12年ぶりにヤマブシ&勝蔵+コパで鳥屋待沢にやって来たのだ、しかし、12年前は気にならなかったが此処数年、谷太郎川水系付近はヤマビルの大量発生地帯 ヒル下がりのジョニーを携えての入渓だが、マジでヒルだらけ。 ジョニーを散布し最初は広い河原を歩いていく。 |
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堰堤を越えて、沢に入ると綺麗な小滝達に心癒されながら登っていく、水の中歩いてる分にはヒルの心配はないし楽しいもんだ。 実は鳥屋待沢ってオイラの沢デビューの沢でもあるんだよねぇ、しかし昔過ぎて細かいディティールは全く覚えてない。 今回はヤマブシ、勝蔵、コパの3人。 |
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久しぶりの鳥屋待沢は面白く、こんな楽しい沢だったことをすっかり忘れていた、人もいないし全てはヒルのせいであろうか? ヒルもアブもブヨも夏の沢の季語だと豪語する下山塾顧問のヤマブシはなんと短パンで登っていく、なんならヒルがついたら摘んで捨ててけば良いのだと言う、一方オイラとコパはヒルの侵入を防ぐべくスパッツにて防御、さてどうなることやら? |
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12mの大滝は下がツルツルなので右岸を巻く。 いつも水の中を歩いている訳じゃないのでタマにヒルチェックするとヤマブシのすねに数匹のヒル! 摘んで石ですり潰して殺し、ジョニーを散布、でもジョニーは水で流れちゃうんだよね。 一方スパッツを装着しているオイラたちにはヒルはついてない、やはりスパッツ作戦の方が有効なのだろう。 |
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ゴルジュ帯も面白く、これでヒルの心配さえなければ最高の沢だと思う、以前(12年前)に来た時はヤマビルを見なかったからからやはり近年急激に増えているんだろうなぁ。 両側が狭まった狭い釜を持つ滝は両足をつっぱって進み取り付く、後はシャワークライムだろうが左側を濡れないように進むかは自由だ。 |
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CS6mは左を登る、8mの滝が出合う二俣は左に行く。 10mの一見スベリそうな滝は右を行けば結構簡単に登れるのだが、念のためコパにはお助け紐を出した。 |
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最後の12mのハングした滝は左岸を巻く、涸れた小滝を2個ほど登るとグズグズの急峻な詰めだ、ココを登りきると頂上までは僅か、僅かではあるが眺望の効かないヒルだらけの山頂には用は無し、そそくさと沢靴を脱いでジョニーを散布し不動尻方面に下りる。
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ヒルの多い鳥屋待沢だったが、ジョニーのお陰で実質的な被害はゼロ、まぁ効果が休憩中や薄れてきた時に、モゾモゾとコッチに這い寄って来る姿は気持ち良いもんじゃないが、沢自体は本当に面白い沢だった、緑の軌跡が今回の鳥屋待沢です。