平成23年6月19日
奥多摩 盆堀川水系 棡葉窪(ゆずりはくぼ)


今回は勝蔵とコバで奥多摩の沢、沢とは言っても窪なんだけど、今日は夕方から雨の予報、本当は坊主谷に行こうと思っていたのだが、だったら早めにサクッと終われるところと思い、盆堀川の棡葉窪にやって来た、盆堀川の清水橋を越えたところ、採石場の斜め前に駐車スペースがあるので停めて、車から降りると棡葉窪出合が見えた、清水橋を左岸側から踏み後を下りていく、盆堀川を30m位歩くと右に小さな流れが入っているのが棡葉窪だ。



前日の雨のお陰で水量は多いはず、とはいっても初めての沢なので分からないんだけど。。。
出合から小さいながらも釜を持った小滝が連続で現れる、盆堀集落の簡易水道の取水口があるため、黒いホースが沢にある、3つ目の釜に取水口があるので汚さないように注意しながら登る。



↑簡易水道取水口。

取水口の上には深い釜を持った小滝が、今日は泳ぐほど暑くないので左をへつり滝に取り付く。
ゴルジュ帯に入り、小滝やナメを過ぎると2段くの字の滝が現れる、下段は水流沿いを登り上段は右のクラックを登るのだが落ち口付近がチョット難しいので此処はコバにはお助け紐を出す。
小さいながらも中々面白い沢ではないか!



3m滝
くの字滝を過ぎるとゴルジュは右に曲がって3mの滝のあとナメが続く、5mの滝は水流を登れば簡単に登れるが上部でコバが怖がったのでお助け紐を出す、続く3mの滝は難なくクリア、右岸から窪状が入った先の3m滝も上部が難しい、結構難しい箇所もあってコリャ面白い沢ですよ、当然此処もお助け紐を出してあげる。

5m滝

右岸窪状の先の3m滝

更に上にあるこの沢最後の滝は右から登るのだが、此処も上部が難しいのでお助け紐を出す、この滝を越えると倒木とヤブのうるさい感じの渓相になる、二俣までヤブの中を歩き、二俣でランチタイム!
二俣から少し戻ったあたりで左岸上部の仕事道に出なくてはならないのだが、中々見つからない、見つからないので歩き難いが道じゃない場所を歩いていく、もうそろそろ沢に下りていかないと別の方向に出てしまうのではとのオイラの野生の勘に頼って沢に下りていくと、沢から少し上の場所に仕事道発見!どうりで見つからない訳だ、結構上まで上がって歩いていたのだ、いやぁ仕事道とは言え道と名のつく道は歩きやすいねぇ、はじめからこの道が発見出来てりゃ二俣から駐車スペースまでは20分程で着くらしい。



↑二俣↑

歩きやすい仕事道、とはいっても30cmくらいしか道幅は無いけどね、仕事道が急激に下っている場所に出ると、目の前に採石場が見えた、後は急な下り道を降りていくだけ、今日はGPSの電池が切れていたので遡行軌跡は無い。
小さいながらも色々と詰め込まれた沢、棡葉窪、結構面白かった。

駐車スペース出発 10:52
棡葉窪出合 10:55
くの字滝 11:31
二俣 12:29
駐車スペース到着 14:40