平成19年10月21日
笛吹川流域 久渡沢水系 峠沢
今回は笛吹川流域 久渡沢 峠沢に行ってきた、聞きなれない沢の名前でしょう、オイラもこの日に知ったのだ。 仕事で忙しい者、新生活の準備で忙しい者等、中々スケジュール調整がうまく行かず今回は単独行なのだ。 雁坂トンネル近くの「みとみ道の駅」に車を停め、ナメラ沢目指して7:45出発する。 |
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久渡沢の釣堀を抜け、ススキが生い茂る山道を抜けると立派なアスファルトの道に出る、このアスファルトの道をかなり歩かなければならない。 | |
途中で見かけた雁坂トンネルの駐車場、料金所の手前だし直接この道に上がってこれるので、此処に駐車したほうが断然便利な事が分った、往復で30分の時間が稼げるでしょう。 | |
そんなアスファルトの道が山道に変わり5分も歩かないうちにこんな看板を発見! この地点まで、みとみ道の駅より45分 |
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早速踏み後を降りて沢床に到着、沢用具を装着しいよいよ入渓するのだが、実はこの時点でこの沢はナメラ沢ではなく、峠沢だったのだ、ナメラ沢はもう一本向こうの沢、踏み跡を降りてきてから下流に少し戻るか、真っ直ぐ突っ切らないとナメラ沢には着かないのだ、参考にと持って行った遡行図(白山書房:東京周辺の沢、ナメラ沢)には一つ手前の名前の分らない沢から入渓し、2個の滝をクライムダウンしてナメラ沢に入ると記載されているが、ナメラ沢の入り口はこの先と立て看板もあるし、もう10年も前の情報なので看板の通りに進んでみたのだ、しかぁーし、ナメラ沢への看板を盲信しここがナメラ沢だと思い込んでしまったために、この峠沢の遡行が始まるのであった。 | |
最初はこんなゴーロですがチョット行くと |
この時期濡れたくないが、只の河原歩きじゃつまらないので此処ではヘツリを楽しみました。 |
ナメも綺麗で気持ちが良い遡行が続きます、ナメラ沢の遡行図を時々見ながら今が何処なのかサッパリわからないまま進みます(そりゃそうだ)もっとも、遡行図に記載されてない場所から入渓したので特徴が有るところまでは分らないだろうと思いながら遡行していったのも原因の一つなのでしょう。 | |
明るく綺麗な渓相を進むと二俣が! 遡行図で見ると中ノ沢との1:1の二俣か?地図で見てもそれらしい沢はないし、此処がその二俣なのだろう、しかし遡行図に書いてあった滝も無かったし、滑床も60メートルも無かったけどなぁ、10年で渓相が変わってしまったのか? まぁ取りあえず左に進む。 実はこの二俣は峠沢とクツキリ沢の二俣だったのだ、そんで左の峠沢を更に遡上。 しかし、すぐに水も涸れ、途中で間違えたか?とも思ったが面倒クセーからこのまま詰めていちゃうことにした、どっちにしろ源頭まで詰めてきゃ稜線はすぐなのだ。 |
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あっという間にゴーロ |
あれぇーナメ天国のはずなのに、、、そんな天国って感じじゃなかったぞ、これから地獄のツメと書いてあるが、天国が減って地獄が増えたのか? |
ワッセワッセと詰めていくと、踏み後と呼ぶには立派過ぎる、コレはどう見ても登山道じゃないのか?ってデカさの踏み後にでた、あれ?全然地獄のツメじゃないや。 もう1回地図を見る、今までも何度も見ていたのだけれど、沢床にいると中々判別がつきにくいのだが、この時点で峠沢を遡上し雁坂峠の登山道に出てしまったらしいと判断した、判断したら後は確認の為に登るのみ。 |
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30分くらいで、雁坂峠に到着、遠く白峰三山が見えます。 今日はもう此処で飯にする、更に登って破風山に登ってきても良かったのだが、それはこの次、来年かな?ちゃんとナメラ沢を登ったときにお預けなのだ。 |
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ビール飲んで飯食って、気がつけば冷やさなくてもビールが冷えてる時期にいつの間にかなっていた、所々色づいた木々を見ながら、思えば間違わなかったら一生絶対にこの峠沢は登らなかったであろうと思うと、それはそれでイトオカシなのだ。 | |
自分が歩いてきた沢を見下ろしながら下山する、こんなに近くに登山道があったんだな、全然気がつかなかったよ、雁坂峠にも1組の登山客しかいなかったし、あまり人気が無いのかもしれない。 | |
しかも途中には登山道が沢を横切ってるじゃぁあーりませんか! 全然キガツカナッカタ。。。 |
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此処が問題のナメラ沢と中ノ沢の二俣かと思いきや、実は峠沢とクツキリ沢の二俣、でもね今回の峠沢、難しいところは皆無だし渓相は綺麗で所々にナメもあって雁坂峠にアプローチする為のチョイト変わった登路として面白いかも知れません。 | |
ここで山道終了、この写真の真ん中アタリから右にクライムダウンし入渓するのが白山書房:東京周辺の沢に記載されてる入渓点です、何も立て看板はありませんが、ここです。 | |
この場所はクツキリ沢橋の向こう、でも下を流れるのはクツキリ沢ではなく、地図には名前も記載されてない沢です。 | |
ま、変わった山行が出来たので今回は当初の目的は果たせず残念ではあるが、来年はナメラ沢と東沢でもやってみるのだ、否ナメラ沢はやらねばならぬ。 |
雁坂峠から180度パノラマ。
みとみ道の駅 | 07:45 |
ナメラ沢入渓点看板 | 09:30 |
雁坂峠着 | 11:30 |
雁坂峠発 | 12:00 |
ナメラ沢入渓点看板 | 13:20 |
みとみ道の駅 | 14:30 |