下山塾忘年会山行 IN 鍋割山〜塔の岳〜丹沢山  一泊二日

二日目

      
 前日、疲れても居ないのに、9時に無理やり寝たもんだから、3時過ぎ位から目が覚めてしまい、だからってまだ起きる訳にも行かずにタダタダ布団の中で朝が来るのを待っていた、5時になりもう起きても文句は言われないだろうと起きて外に行ってみると月が出ていた、どんどん朝が夜が明けていく。
 御来光を拝もうと、じっと待つ3人、今日は気温が-5℃〜-6℃位の温かい日で(12月の山頂にしては)、待ってるのはそんなに辛くは無かったのが良かった。


相模湾に登る朝日、江ノ島も良く見える。
       
 こちらは、朝焼けの富士山、南アルプスや八ヶ岳も遠望できた。
 さて、今日の予定は、塔の岳に登って、丹沢山往復、塔の岳から大倉尾根をずっと下り、堀山の家から小草平を二股に降りていくコースになりました、食後の一服のコーヒーを楽しむ塾長、宿泊客は300円でコーヒーが飲める、一般客は400円。
 では、塔の岳に向けて出発!
下山塾1番の健脚の師範は、歩くスピードが速い、一方、重登山靴の慣らし中のオイラと最近運動不足の塾長はゆっくりペースで登って行く、まぁ目的地も分かってるし、迷子になるような処じゃないし、今日は思う存分自分のペースで登って貰おうと、先に行ってもらう。
      
 とりあえず、塔の岳で待ってた師範、写真も撮りつくし手持ち無沙汰な様子だ、今日は本当に天気が良く、伊豆の利島や筑波山まで見えた、筑波山が見えるとは驚きだったなぁ。
竜が馬場で休憩、竜が馬場は気持ちが良い、眺め由!
しかし、このとき師範の身体が異常をきたしていた事は、師範でも気づいてなかったのかも知れない。。。

竜が馬場を後にし丹沢山に向う師範。

途中でみた富士山、日が高くなるにつれやっぱり空気の澄みは無くなって行くのであった。
 丹沢山に到着!
飯にすんべーよ、って言ったら食欲が無いと師範、そればかりか、チョット横になりますって草むらにゴロンと寝てしまった、オイラと塾長で飯を食う、その間も師範は飲まず喰わずで食欲が無い、寒い、気持ちが悪いと横になっていた。
なんだろうなぁ、既に丹沢山の山頂なので、一番車の近くに早く降りられる方法は、エーっと、エーっと、塔の岳を越えて、大倉尾根から小草平が一番速いし楽だろう(元々のコース)と言う事で、師範には頑張ってもらうことに。。。
 
 両手ぶらり戦法で下山する師範とそれを待つ塾長。
 あたかも、八甲田山死の彷徨を思い起こさせる師範の足取りに只ならぬ具合の悪さを感じつつ下山する。

 途中の杉林の木漏れ日。
小草平の沢の渡渉でも、丹沢靴(長靴)大活躍!ついでに汚れも落ちるしね。
 で、のんびり歩いてるうちに車に到着、師範は本当に具合が悪そうなので自主規制で写真は載せません。
 今回の忘年会山行は、まぁ一応は成功ですな。