はい、今回は師範と丹沢は小川谷廊下にやってまいりました。 この沢は以前にも遡行していて、素晴らしい沢なので、また来ようと思っていたのだが、中々スケジュールの調整が合わず実に2年ぶりの遡行となった。 小川谷廊下の入口。 |
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最初の小滝を越えるとすぐに、第一の難関チョックストーンが見えます。 左右どちらからでも登れるが、左岸の方が水量が少ない為、左岸から登る事にする。 今日は平日の為か、他のパーティーは入っていない様子だ、前回来た時は休日だった為か列をなして滝待ちをしており閉口したが今回はのんびり遊びながら遡行出来そうだ。 |
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残置シュリンゲが何本もあったので、無理せずにシュリンゲをアブミにして登る。 | |
小川谷廊下は丹沢には珍しく、明るい渓相の沢だ、これは岩肌が白い為に、こんな美しい渓相になっているのだが、陽も良く入り美しさに拍車を掛けている。 CSを過ぎるとゴルジュ帯と釜を持つ滝が続く。 |
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そうそう、今回は眼鏡曇り止めテストとして、先ず金属フレームじゃないフレームを使用(セルフレーム)、さらに眼鏡に直接飛沫がかからぬ様に、100円ショップにてメッシュの帽子を購入!これが中々Good!ツバのお蔭で飛沫が眼鏡に付き難いので、結構快適な沢旅が出来ましたよ、水に浸かればやっぱり曇るのだが、金属フレームよりは曇りが少なかったように思える。 |
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水量が多い沢だと、気がつかない間に自分がアクロバティックな格好をしていることがあります。 右の写真は、泳いで突破しようとし、流れで押し戻されてる画。 |
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泳いで取り付く場合、足元にステップがあるかどうかが問題です、ステップが無いと力技にて気合諸共這い上がるしかないからです。 |
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積極的に、水と戯れるオッサン二人。 今日は、晴れたり曇ったり、夕方には夕立の恐れもあるそうな、夕立前には車に戻りたいと思いながらも、ついつい遊んでしまうのであった。 |
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名物の大岩。 前回来たときには有った、残置シュリンゲが無い、リングすら無くなっている、どうしたもんかねぇ? 試しに師範が勢いをつけて駆け上がる事に! |
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ダメっす! 砂が岩の表面に付いていて、全然フリクションが効かねぇっす!師範が何回か勢いを付けて駆け上がるも虚しく滑り落ちて来るばかりなり。 しょうがないので、岩の左端にリングで止めてある残置シュリンゲを流木で手繰り寄せゴボウで登る。 |
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岩登りで熱くなった体を、ゴルジュ帯でクールダウン。 |
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流石に、体が冷えて寒くなってきましたよ! でもなぁ、この沢は濡れないようにしていたら詰まんないもんなぁ、積極的に泳いで、水と戯れてこそ、此処小川谷廊下の醍醐味があるのだ。 二段20メーターの石棚は右岸を巻く、その後は小滝の連続後、この滝に出る、左岸から登り、クリアそろそろ遡行も終了近くなって参りましたよ! |
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で、此処が最後の樋状の滝、泳いで取り付き左岸から登ろうとしたのだが、ホールドが有りそうで無さそうで、中々難しく色々トライした結果、右岸を登る事になりました。 此処を越えると、左半分が壊れた堰堤が有って、其処を潜ると遡行終了!この先は遡行興味があまり感じられない渓相になるそうで、河原でビールを飲み昼食を摂り、半分崩壊した道を降りて終了。 |
いやぁ、やっぱり小川谷廊下は最高!以前来た時は、まだ沢に馴れていなかったせいか、少しオッカナビックリだったが、今回は余裕も出来て本当に楽しめた沢旅でした、また来ようっと。