心の山と言っても、私はみなさんと違い、あまり、経験もなく、
ふる里の山も、(私の中では)無いので、キナバル山の事をかくことにします。
キナバル山というのは、ボルネオ島にそびえる、標高4095mの山で、
富士山より高く、東南アジアの最高峰と言われています。
何年か前、友人と、ボルネオ島に、遊びに行った時の事です。
何日か、だらだらと過ごした後、
ほんの思いつきで、『キナバル山登ってみる?』
...あたりまえなのですが、それまで、ビーチリゾートで、遊んでいた私達が、
突然、登れるはずもなく.....。
とりあえず、ジャングルトレッキング程度で、ガイドさんを、頼みました。
いやあ、びっくりしました!!
まさに、ジャングル!!
鬱蒼とした、木々が草が、歩きにくく.....
私達は、はあはあしながら登って行くのがやっと。
だのに、ガイドの彼は、短パンのポケットに、手をつっこんだまま、
淡々と登って行くのだ。ビーサンで。
恐るべし。
しかも、携帯電話で、何ごとか話ながら登って行く...!
こんな、熱帯雨林のジャングルの中で携帯が通じるなんて、
カルチュアシヨックでした。
そんなこんなで、結構登ってからがまた凄い!!
空中散歩なんぞと言って、地上41mの、吊り橋を、渡るのです。
長さは、157m。
眼下には、熱帯雨林の木々が茂っています。
高所恐怖症の私は、不安定な吊り橋、尋常ならざる高さに、
ビビりまくってしまったのでした。
....うーん、心の山というお題とは、ちょっとずれているかな??
一番、心に残った山と言う事で...勘弁してください。
これから行く山が、心の山になるといいな−。