あっしの心の山は何と言っても筑波山です、
最初に登った山が筑波山で(小学校の低学年だったと思う)
実はそれから2回位(しかも子供の時)しか登っていないのに、
僅か1000mにも満たないが、やはり心の山なのだ。
実は筑波山は故郷の山なのだ、故深田久弥筆「日本百名山」に
色々書いてあるが筑波山が最も美しく見えるのは、石岡を流れる
恋瀬川に架かる愛郷橋の上から見る筑波山が極上で夕焼けの時
夕日が恋瀬川に映りその先には筑波山があるのだ。
天衝く双耳峰(男体山と女体山)がもっとも美しくバランスよく見える角度、
それがこの場所なのだ、山には人それぞれこの場所から見るのが
一番美しいと思われる場所が在るものだが、ここから見た筑波山を
良くないと思う者は皆無に違いない。
故深田久弥氏が一番美しく見えると言った場所も確かに美しいと思う、
だが所詮裏筑波、表筑波の美しさには到底及ばない、惜しむらくは
ここからの景色を故深田氏に見せることが出来ないことか、
見ていたらここが最も美しい場所だと著書百名山にも書いたはずだろう。
この景色は恐らく金を出しても見たいと思う人が何人かいるんじゃないかと思う、
いやいる筈だ、あっしは故郷に帰って筑波山が見えるとやはり何故かホッとする。
日本一の山は富士山では無く、筑波山なのだ(あっしにとっては)
今でこそ、塾長に連れられて色々な山に登るようになり、
また色んな山での経験もしたし、色んな美しい山々を見て感動をしてきたが、
「どれか一つ心の山を」と言われたらやはり筑波山なのだ。
もっとも、筑波山は登って面白い山では無い、
しかも頂上までケーブルカーとロープウェイが走ってて
腰の曲がった爺さん婆さんでも簡単に全く疲れることなく頂を踏める山で、
登山口も5合目にあって、約1時間で登れてしまう。
しかも頂上にはレストランや土産物屋が沢山有って山の頂上と言う感じはあまりしない。
筑波山はあくまでも眺めて美しい山、そして観光の山なのだ。
因みに筑波山に行った折には、
筑波山観光ドライブイン レストセンター筑波館
にお立ち寄り下さいませ、あっしの友人が若旦那として活躍中!