平成16年3月2日 
丹沢山〜塔の岳 (日帰り 単独行)

 はい!今日は下山塾の皆とのスケジュール調整が付かないまま、先日雪降ったし山でも行くべーっと単独行なのだ、路面が凍結してるといけないので、遅めの朝6時半に家を出る、丹沢の林道は部分凍結はしてるものの走れない訳じゃ無い、ゆるゆると行って見ると、この先通行止めの看板&オッサン登場!
 「何処まで行くの?」「塩水橋です。」「なら大丈夫だよ!」
ということで塩水橋にバイクを停めて、8時半出発!堂平目指してひた歩くのであった、が!なにぶん舗装されている林道は非情な位、非常に面白く無いので割愛します。
 アレに見えるは、「弁天杉」(一部丹沢マニアで有名)
そんで、此処が塩水林道の終点地、此処から丹沢山の登山道になります、さてさて、新雪トレックの始まり始まり〜、あれ?なんかレールが敷いて有りますな、なんざんしょ?
作業用のモノレールか?

 今回のコースははじめてのコースなので、登り口が分かり難かったっす
(雪で踏み後が隠れてるからね)
 さて雪はすっかり止んではいるのですが、風が吹くと桶屋が儲かるじゃぁなくって、風が吹くと雪が落ちてきて前が見えない位、しかも曇ってるし帰りまでに雪降らないだろうなぁ?
 もし降ったら、前後輪両足の4点支持走法で帰らなくては・・・
 木々には霧氷が付着し幻想的な山行を演出してくれています。

  天王寺尾根


12時ちょうどに丹沢山に到着!
三百六十度眺望皆無!気温-4〜5度、
さっさとビールを飲んで、昼飯じゃ!

              
 山頂まで誰にも会わなかったし、山頂にも誰もいないと思いきや、蛭ケ岳方面からオッサン登場!寒いし、一人だしさっさと食って飲んで出発なのだ!

凍てつくブナ    

竜が馬場
     
塔の岳への途中で鹿3頭と遭遇、何食ってんだろ?
     

ガスに煙る尊仏山荘でも風は強い。   
     
塔まできても、眺望はゼロ!塾長にメールしようと思ったが、ガスの為か何時もは届いてる筈の電波が圏外!やっぱ天気で左右されるもんなのかね?

塔の岳頂上の霧氷。    
     
表尾根もこんな感じに霧氷だらけ、幻想的ですな、一路新大日を目指します。
                  
新大日から、長尾尾根に入ると、天気も回復し、晴れ間が覗くようになってくる、青空と白い氷の花のコントラストが物凄く綺麗で、花見気分で長尾尾根を歩く。
 この、長尾尾根を歩くのは初めてだが、中々気持ちの良い尾根歩きが出来ました、でも長い!目指すは本谷橋。。。あれ?迷ったか?ここら辺は県民の森コースがたくさんあって、俺のもってるエアリアに載ってない小道が多数あるので、うっかりしているとそっちに行ってしまうのだ、で、俺もそっちに行っちまった?(どっち?)
 
あーまー、看板が出てるし、予定の道じゃないけど、現在地がイマイチ把握できてないけど、まぁ良いでしょ。
「こっちか?こっちに行けば良いのか?」看板相手に地図を片手に自問自答するワタシ。
 ところでこの杉の木は何で折れちゃったのかね?
と自問自答するワタシ。
振り返ると、やっぱ雲ってますなぁ、あれじゃぁガスってて風も強い訳だよ、此処まで来ると雪すらも無い。
県民の森コース、こんな腐った桟道も渡らせます、鹿よけの策越えの為の必殺技、崩れ落ちれば正に必殺なのだ。
そんで、予定外に此処に出てきました、本当は本谷橋に出るはずだったのだが、まぁ良いか、本谷橋よりバイクに五分近い場所だったしね。
 しかし、県民の森コース恐るべし、エアリアにはまったく載っていない道ばっかりで、これは別の地図を買わねばならぬ状況に陥れられた、今日一日でした。
 バイク到着4時50分、迷っちゃったから心身ともに結構ハードな一日でした。