平成十五年六月二十九日
奥多摩 水根沢(日帰り)

今回は、奥多摩の水根沢に久しぶりに行って来ました、この沢は2年程前に塾長と遡上したことのある沢で前回来た時はどうしても取り付くことが出来ない場所があったので(釜から這い上がる事が出来なかった)今回はリベンジを兼て勇んで来たのだが、塾長の仕事の都合がつかず、師範も用事があったので、下山塾渓流派マンモス西と二人旅の遡上になった。

  


 この日は、意外と気温が上がらず、水に入ってると非常に寒い日だった。

 

寒いのでなるべく水に入らないように考えたのだが、
それが出来ないのが水根沢なのだ、仕方ないので、意を決して水に浸かり縮み上がりながらも
(マンモスは何処が縮むのか知らないが・・・)遡上する。
1回腰まで浸かれば、もう恐いものなしってなもんで、ドンドン登っていく。


  マンモスも大分沢には慣れてきたようで、余り恐がらなくなってきたのだが、
体が小さい為に手足が届かない場所もあり、中々苦労しているようだ、そうだよなぁ、
俺も塾長と比べて身長が10センチ位ちがうだけで手掛かり足掛かりの場所が違うもんなぁ、
更に10センチ小さいマンモスは大変だよなぁ。

途中見つけた滑り台で、遊ぶマンモス西、此処はちゃんと滑り台の最後が上がっていて
プールにある滑り台のようになっているのである、寒くても遊ぶ時は遊ぶ、それが下山塾。

  
しかし、余り水に浸かりすぎて、二人とも手足が動かなくなり、途中で休憩しお湯を沸かして飲む。
ガクガクしながらお湯を飲み、少し元気が出てきたが、もうチョット熱を作るために一先ず高巻いて
体を温めるが、しかし此処水根沢は高巻かなければならないような滝は皆無でやはり高巻くのは
性に合ないとまた水に入るが、マンモスは寒さの為に手に力が入らなくなるし、
オイラは足が巧く動かなくなり、転び膝を痛打する。
  

と、そうこう言っているうちに、フィナーレの半円の滝に到着、寒いがやはり遊ばないと!
って事でウォータースライダーに挑戦!
スピードが速過ぎると言いながらも楽しんでいたマンモスでした。
え?オイラ?オイラは寒くて1回でお終い。
この滝を越えると、遡上は終了左岸より、林道に出て入渓点に戻る。

因みに此処、水根沢の入渓点は水根沢キャンプ場のすぐ先から入ると便利です。
↓が目印の、一見冷蔵庫に見える新聞受け。

この新聞受けの先の駐車場から入ると便利ですよ。
今回の遡上からの反省点は、寒さによる体力の低下が思った以上に大きかった事
(ネオプレーン素材の防寒着を着たほうが良いかも?)でも動き辛くなるしなぁ・・・
やっぱり、この沢は真夏にお勧めします、物凄い暑さの中この沢で遊ぶのがお勧め!