平成十四年三月十三日
雲取(2,017,1m)
今回は、他の塾生及び塾長、師範代とのスケジュール調整が上手く行かず、単独行となった、奥多摩湖周遊道路沿いにある「お祭り」というバス停の近くにある後山林道を突き当りまで行って、三条の湯経由で山頂を目指す予定。 お祭りというからには何かあると思い、勢い勇んで行ってみるも只のバス停でした。 |
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今回はバイクで来ました、林道アプローチにバイクは有効で、車だと駐車スペースが無いかも知れない林道でもバイクなら大丈夫、隅っこに慎ましく駐輪すれば誰からも文句は言われません、因みに後山林道は全長約9キロのフラットダートで一般乗用車でも全然OKです、でも駐車スペースは無いよ。 | |
さて、三条の湯を過ぎて右に行くとダラダラとした上り坂が続きます、日陰はまだ雪が残っていて、それが溶けたり凍ったりしてツルンツルンのピッカピカ、一回こけてしまった。 | |
三条のダルミから見た富士山 | |
出発から二時間四十五分で山頂到着かと思いきや、山頂まで僅か10メートル付近で江戸っ子のじいさんに声を掛けられるというハプニング! 何故ハプニングかと言うとこのじいさんの話が長〜いのだ、暑いので半そでTシャツ1枚で歩いていたら声を掛けられ延々20分、じいさんの家の事や仕事の事、かみさんの事、かみさんの趣味、自分は年間20回は雲取に来る事や、日帰りでも60gのザックを背負う事や、今年の冬に雲取で凍傷になった事等‥ |
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『別れ際に、俺は水曜日に登っているからまたおいでよ』と言われ、「ここはお前の家か!」 「60gの装備をしていて凍傷にならない何かを持っていないのか」等‥様々な思いが頭を過ぎったが、早く山頂に行って上に何か着たいと思い「ではお気をつけて!」と爽やかに強引に分かれてやっと山頂到着。 |
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源三角点の能書き | |
源三角点 | |
一人ぼっちだが、菊水で乾杯!おいらは山では殆ど菊水の原酒を愛飲。 山頂では1時間位一人でボーっと飲んで食って吸って呆けてました。 |
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山頂を独り占め、平日の為か本当に人が居ない! 本当に100名山なのか? |
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山頂付近もこれ、この通り雪が残っています、 それが溶けてヌカルんで泥だらけ。 |
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北斜面は凍っています。 | |
ここが三条の湯、結構立派な建物でチョットびっくりここは林道から徒歩30分くらいの位置にあるので(勿論車は入れません)チョット温泉通ぶって秘湯気取りをするのも乙かも知れませんな! 今回は往復6時間弱のコースでした。 |