平成十三年十月十四日
丹沢、水無川水系源次郎沢

 今回は、以前源次郎沢を遡行しようとして、入渓地点を誤って本谷に行ってしまったので源次郎沢のリベンジと言ったところです。
 沢は陽の入るのが遅く、10時過ぎ位でこの陽の入り加減、中々いい感じの爽やかな写真ですね。
 源次郎沢は、ガイドブックには初心者向けのようなことが書いてありますが、そんな事は有りません、初心者からベテランまで楽しめる沢だと思います、特に遡行後半の涸れた滝の登りは面白く、むしろ後半に面白さがある沢だと感じました。
 また、今回は十月ということもありなるべく水には入らないようにして登ったのですが十分楽しめました。
 F4をマシラの如く直登する猿の勝蔵とカモシカの如く登る山伏、ここは後半でオーバーハング気味に岩が張り出しているので、注意しないと後で苦労する事になります、拙者は苦労しました。
 源次郎沢は源頭まで登りつめて稜線に出て終了する沢です、久しく山の上に立ってなかったので今日は頑張るぞ!と気合の入る二人なのだ。
「もうすぐ稜線だ頑張るぞ!」と気合を入れてると、ふと目の前にこんな花が竜胆か?
 さていよいよ稜線に出ました、後は酒飲んで帰るだけです、塾長は紙パックの日本酒、おいらは紙パックの升酒(荒塩付き)で乾杯!「やっぱお山は良いね」等とシミジミしながら昼飯を食う二人なのであった。